戦型は甲斐女流四段のゴキゲン中飛車に対して、清水女流六段は2枚の銀で後手を押さえ込む方針に。
図は10時40分ごろの局面で、甲斐女流四段がいきなり△5六歩と仕掛けました。
(1)ここで▲5六同歩は△8八角成▲同玉△4四角が王手飛車でゲームセット。
(2)▲3三角成は△同金▲3八飛△2七角▲2八飛△5四角成で後手不満なし。
本局の解説を務める門倉啓太四段は「▲6六歩から押さえ込みを目指すのでしょうか」とのこと。
11時現在、30手目△5六歩以下、▲6六歩△5七歩成▲同銀△5四銀▲6八金上△6四歩▲3七桂と進んでいます。
門倉四段は、現局面は先手の模様が良さそうだと見ているようです。
(野辺)