[将棋]マイナビ女子オープンブログ|将棋情報局

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甲斐女流王位は今月24日に王位戦予選で深浦康市九段と対局、見事勝利を収めた。女流棋士がA級棋士に勝ったのはこれが2例目だ。

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対する香川女流王将は今月23日、女流王将戦第3局で里見女王に勝ち初タイトルとなる女流王将を奪取している。

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本日、東京で対局立会人を務めるのは中座真七段。横歩取り△8五飛戦法の生みの親だ。


「甲斐さんとは研究会を一緒にやっていたことがありますが、将棋に打ち込んでいたという印象が強く残っています。香川さんとはあまり話したことはないのですが、新星という感じですね。まだ若いですし楽しみです」

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本局では匿名希望の方から特別スポンサー1口、小林土満様から通常スポンサー1口の計2口をいただいています。

マイナビ女子オープンではスポンサーを募集しております。詳しくは以下のページをご覧ください。

【マイナビ女子オープン スポンサー募集のお知らせ】
http://mynavi-open.jp/sponsor/index.html

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本局のレポートは『週刊将棋』11月6日号に掲載される。そちらもぜひご覧いただきたい。

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20131031_kifu_13.gif▲6八銀(図)と上がった局面で香川女流王将が手を止めている。何気ない序盤戦だが、後手の指し手にはさまざまな工夫が凝らされている。まず、注目は初手から▲7六歩△3四歩▲7五歩に△1四歩という端の打診。先手が受けなければ△1五歩と突き越して居飛車にし、玉側の端の位は大きいと主張するわけだ。そこで▲1六歩と受けたのが本譜だが、これに△5四歩と突いて相振り飛車を目指したのが周到な順。すぐに▲7八飛とまわるのは角交換から△4五角の筋があり、このとき▲7六角が利かない。先手は▲6六歩と角道を止めてから石田流を目指すことになるが、すると相振り飛車にしたときに後手だけ角道を開けて駒組みができる。1筋の突き合いも、後手にだけ端攻めの権利があると捉えることができる。練りに練られた序盤戦だ。

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