[将棋]マイナビ女子オープンブログ|将棋情報局

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12時、西山女王が約7分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲甲斐女流五段47分、△西山女王1時間11分。昼食は両者とも「朧」会席。本局に使われている駒は大竹竹風作、菱湖書の盛上駒です。対局は13時に再開されます。





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対局場の「時宗総本山 遊行寺(ゆぎょうじ)」は、正式な寺名を藤澤山無量光院清浄光寺(とうたくさんむりょうこういんしょうじょうこうじ)といい、時宗の開祖である一遍上人から数えて四代目の呑海上人が正中2年(1325年)に開山しました。藤沢市の中心部は近世初期に置かれた東海道の宿場を起源に発展し、この清浄光院の門前町としても栄えてきた歴史があります。歴代の遊行上人が引退後の住まいとしたことから、遊行寺と呼ばれ親しまれてきました。マイナビ女子オープンの開催は3期連続3回目になります。
入り口にある冠木門の総門を抜けて続く石段は、阿弥陀の四十八願になぞらえて四十八段の「いろは坂」と呼ばれます。石段を登ると樹齢数百年という大イチョウがあり、左手には安政6年(1859年)建立の境内で最も古い建造物となる中雀門、正面には一遍上人像の向こうに本堂が見えてきます。







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戦型は先手の甲斐女流五段が居飛車、後手の西山女王が角道を止める三間飛車で対抗形に進みました。甲斐女流五段は▲4六歩(17手目)と突き、以下△4二飛▲3六歩△7二玉▲4五歩と速攻。穏やかに組むなら▲9六歩と端を受けるところですが、そうした手を省略してスピードを優先した超攻撃的な作戦です。

部分的には超急戦として昔からある筋ですが、端歩を省略した効果がどう出るか興味深いところです。甲斐女流五段の積極策が実を結ぶのか、西山女王がうまく切り返すのか。早くも面白い展開になっています。
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対局開始時の飲み物に、西山女王はアイスカフェラテを、甲斐女流五段はホットコーヒーをそれぞれ注文しました。


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朝、対局室には西山女王、甲斐女流五段の順に入室しました。西山女王は藤色の着物、甲斐女流五段は桜色の着物が華やか。フジは藤沢市の市の花です。西山女王が駒箱を開け、二人が駒を並べていきます。緊張に包まれる中、盤側では記録係の内山あや女流初段、角竹輝紀・株式会社マイナビ出版代表取締役社長、鈴木大介・公益社団法人日本将棋連盟常務理事、立会人の中村太地八段、粟井俊介・株式会社マイナビ執行役員社長室長(写真2枚目、左から順)が見守ります。対局室にはイベントに出演する、つるの剛士さんと伊藤かりんさんの姿もありました。定刻の10時、立会人の中村太八段が開始を告げて対局が始まりました。










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