18時から関係者の夕食会が開催されました。両対局者は冒頭であいさつをして、各自の部屋で夕食です。

夕食会の様子。

滝口直樹・マイナビ出版代表取締役社長。
「西山さんにとって特別な番勝負になるのかなという感じがあります。里見さんは本戦１回戦が注目を集める初の姉妹対決となって貴重でした。二人には力を出し切っていただいて、悔いのない将棋を指していただければと思います。頑張ってください」


鈴木大介・日本将棋連盟常務理事。
「西山女王や里見女流四冠は終盤が強い将棋ですが、最近は序盤が格段にレベルアップしていると感じます。序盤から一瞬のスキも見せられないような厳しい戦いになるでしょう。お二人の指す将棋がイコール女流のトップの力といえます。素晴らしい対局を期待しております」


西山朋佳女王。
「陣屋様に来させていただいて五番勝負が始まったと実感しております。明日から自分なりに精一杯やっていきたいと思っておりますので、今シリーズもどうぞよろしくお願いいたします」


里見香奈女流四冠。
「対局者としてここに来ることができて本当にうれしく思っております。明日は自分の力を精一杯出し切れるように頑張っていきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします」

陣屋のお料理。



対局は明日10時開始です。どうぞお楽しみに。

（八雲）
（書き起こし＝琵琶）

記念撮影に続いて対局室の検分が行われました。検分では、盤・駒の具合や、部屋の明るさ、室温、音など、対局に支障がないか確認します。


西山朋佳女王。


挑戦者・里見香奈女流四冠。





検分は問題なく、５分ほどで終えられた。

（八雲）

関係者一行は15時頃に陣屋に集合。あいにくの雨のため、玄関前で記念撮影を行いました。

向かって右から滝口直樹・マイナビ出版代表取締役社長、西山朋佳女王、中川大輔八段（立会人）、里見香奈女流四冠（挑戦者）、鈴木大介・日本将棋連盟常務理事。

対局者ツーショット。

（八雲）
 

西山朋佳女王に里見香奈女流四冠が挑戦する第15期マイナビ女子オープン五番勝負。第１局は４月５日（火）、神奈川県秦野市「元湯 陣屋」で開幕します。西山女王は５連覇をかけた戦いで、防衛すれば永世女王の資格を得ます。里見女流四冠は第６期以来、９年振り２回目の女王戴冠を目指します。両者の対戦成績は、奨励会員時代から通算して西山女王14勝、里見女流四冠13勝です。

立会人は中川大輔八段、記録係は伊藤明日香女流初段が務めます。持ち時間は各３時間（チェスクロック使用）、使い切ると１手60秒未満で着手します。第１局の先手番は振り駒で決定します。対局は10時開始。12時～13時まで昼食休憩。おやつは14時に提供されます。

【主催：株式会社マイナビ】
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本局の中継は、棋譜コメントを琵琶、本ブログを八雲が担当いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。