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図は▲渡部－△中澤戦の13時50分頃の局面です。先手は玉の堅さの差を頼みに先攻して、攻めの銀をさばきました。ただ、先手は角や右桂が負担になりかねない格好かつどこかで△３八角と打たれる隙もあり、後手も悪くはなさそうです。競り合いを抜け出して先にリードを奪うのはどちらでしょうか。
（渡部女流三段）
（中澤女流初段）
（睡蓮）
▲中井－△香川戦の13時30分の局面です。香川女流四段が38手目△６五歩と仕掛けたのに対し、中井女流六段も角を参戦させて均衡を保っています。図の△６五歩に、▲同桂は△同桂▲同銀△５五歩の銀挟みがあります。しかし▲５七銀と引くのも△５五歩で後手が中央を制します。中井女流六段の対応に注目です。
（中井女流六段は第５期以来の本戦出場となる）
（生姜）
（12時34分、香川女流四段が考えていた）
（ほどなくして中井女流六段が入室）
（香川女流四段から「いやー」と悩んでいる様子がうかがえた）
（中井女流六段はほとんど動かず盤上を見つめる）
（生姜）
（再開直前の対局室）
（渡部女流三段は、12時15分には盤の前に戻っていた）
（中澤女流初段が戻ったのは、12時20分頃）
（対局が再開されると、渡部女流三段はすぐに盤上に手を伸ばした）
（指し手は５筋の歩を突き捨てにいく▲５四歩。いよいよ開戦の雰囲気だ）
（午後の戦いに入る）
（睡蓮）
（▲中井－△香川戦の盤面。手番の香川女流四段の側から）
（▲渡部－△中澤戦の盤面。手番の渡部女流四段の側から）
（睡蓮）