（攻め続けて押し切った渡部女流三段。本棋戦でのベスト４進出は初めてだ）

（敗れた中澤女流初段）

（隣の対局に配慮し、終局後はすぐに別室に移った）

（感想戦の様子）



（睡蓮）

▲渡部－△中澤戦は117手で渡部女流三段が勝ちました。終局時刻は16時38分。消費時間は▲渡部２時間47分、△中澤３時間０分。勝った渡部女流三段は準決勝に進出しました。準決勝では里見香奈女流五冠－上田初美女流四段戦の勝者と対戦します。

（琵琶）

▲中井－△香川戦は中井女流六段が王手飛車の大技をかけましたが、玉を広いほうに逃がし、９二銀、８一金が重たい駒と化しています。形勢は後手が優勢になりました。

（生姜）

▲中井－△香川戦の16時20分の局面です。終盤戦に入りましたが、依然として難しい戦いが続いています。上図では先手が寄せきれるかどうかが勝負の分かれ目ですが、容易ではありません。後手にも△７八銀成▲同金△６七銀▲７七金打△７八銀成▲同金△６七金といった筋で、千日手含みに抵抗する順があります。

（香川女流四段も残り20分を切った）

（生姜）

図は▲渡部－△中澤戦の16時10分頃の局面です。先手の渡部女流三段から相手玉に厳しい攻めが続く形になりました。形勢は渡部女流三段が勝勢といってよさそうです。


（渡部女流三段）

（睡蓮）