[将棋]マイナビ女子オープンブログ|将棋情報局

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第12期 >> 挑戦者決定戦

2019.03.08

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3月6日に啓蟄(けいちつ)を迎え、鳩森八幡神社の境内を歩いていても春を感じるようになりました。河津桜や梅の花がまだ楽しめます。


(鳩森八幡神社)

(拝殿前の紅梅)

(富士塚と河津桜)

(牛蒡)

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1図から△5五銀▲5六銀△6四銀と進んで2図。先手は1歩を損する代わりに、後手よりも銀の位置取りをよくしました。ちなみに▲5六銀に(1)△同銀は▲2二角成△同玉▲5五角の王手飛車取りがあります。(2)△4四銀も▲4五銀とぶつけられて同じ筋を狙われます。この1歩損作戦、やねうら王はどう判断するのでしょうか。


2図から5000万局面ほど読ませたところ、評価値は先手から見て-40点になりました。将棋ソフトは振り飛車に対して低めの点数をつけることが多く、本局も飛車を振った時点で-150点ほどでした。2図の評価値はむしろは上がっているわけで、1歩損作戦は十分に成立しているようです。(画像はクリックで拡大できます)

(牛蒡)

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(10時、対局開始)

(里見女流四冠の初手は▲5六歩)

(加藤奨励会初段は2手目に時間をかけた。△8四歩)

(図は10時30分の局面。戦型は先手中飛車となった)

(牛蒡)

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9時46分に里見女流四冠、55分に加藤奨励会初段の順に入室。振り駒が行われ、定刻の10時に対局開始となりました。開始に立ち会ったのはマイナビ社の鳴海雅子・社長室室長。記録係は野田澤彩乃女流1級です。


(里見女流四冠が上座に着いた)

(しばらくして加藤奨励会初段が入室)

(駒を並べる里見女流四冠)

(同じく加藤奨励会初段)

(左から鳴海・社長室室長、野田澤女流1級)

(振り駒は歩が5枚。里見女流四冠の先手となった)

(牛蒡)

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今回の中継では、マイナビ社で販売している将棋ソフト「将棋神 やねうら王」の形勢判断(評価値)を適宜紹介していきます。「将棋神 やねうら王」に搭載されている5つの思考エンジンのうち「やねうら王」を使用します。商品の詳細は下記のリンク先をご覧ください。

【将棋神 やねうら王】
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(牛蒡)