今期の挑戦者決定戦に続き、マイナビ出版が制作・販売した将棋ソフト「将棋神 やねうら王」を用いて本局の形勢判断(評価値)を随時紹介していきます。評価値は先手を基準にし、プラスなら先手、マイナスなら後手よしです。数値が大きくなればなるほど、形勢に差が離れていると判断していることになります。
商品の詳細につきましては、下記リンク先をご参照ください。
【将棋神 やねうら王】
https://book.mynavi.jp/ec/products/detail/id=92007
(玉響)
本局は日本将棋連盟モバイルのTwitterアカウント(@shogi_mobile)で局面の解説が行われます。解説は窪田義行七段が務めます。
下記リンク先からご覧ください。
【日本将棋連盟モバイルTwitter】
https://twitter.com/shogi_mobile
(窪田義行七段)
(玉響)
(18時から関係者で夕食会が開かれた)
(滝口直樹・マイナビ出版代表取締役社長)
「第12期の五番勝負を迎えました。春になると陣屋さんの桜は五番勝負のときにどうかなと気になります。ほかに気にしなければいけないことはあるのですが(笑)。今日は午前中に小田急線が止まっていましたし、雨も降っていました。大変なことにならなければいいなと思いながら、こちらに向かいました。おかげさまで、桜も見ることができました。なぜそういった気分になるかというと、華やかな棋戦であってほしいという願いからくるものだと感じています。
最近は観る将棋ファンのかたが増えています。今回の五番勝負のカードは、そういったかたに最高の顔合わせではないかと。立場上、いっていいのかわかりませんが、頂上決戦だと思っています」
【夕食会で振る舞われた料理を一部ご紹介します】
(前菜)
(お椀)
(お造り)
(焼物)
(桜海老の釜焚き御飯)
(水菓子)
最後に、両対局者と立会人の青野九段からあいさつがありました。
【西山朋佳女王】
「検分のときにタイトル戦が始まるんだなという実感が湧いてきました。今回も名旅館である陣屋さんで対局をさせていただけることを感謝しております。防衛戦という立場ですが、挑戦者の気持ちで頑張りたいと思います」
【挑戦者・里見香奈女流四冠】
「今回、陣屋さんで素敵なお部屋とおいしいお食事を用意していただき、関係者のみなさまには感謝申し上げます。挑戦することができましたので、自分の力を出せるように頑張りたいと思います。お世話になりますが、よろしくお願いいたします」
【立会人・青野照市九段】
「マイナビさまには棋戦が始まるときから、理事として関わらせていただきました。女流棋界の最高棋戦として長く続いて、感謝しております。先ほど、滝口社長から『頂上決戦』という言葉が遠慮がちにありましたが、間違いなく頂上決戦だと思います。この2人が女流棋界を引っ張っていって、素晴らしい戦いを繰り広げて、レベルを上げるというように思っています」
本日の更新は以上となります。明日の対局は10時開始です。どうぞお楽しみください。
(玉響)
明日の対局に向け、両対局者にインタビューを行いました。
【西山女王のインタビュー】
【里見女流四冠のインタビュー】
このあと18時からは、関係者の夕食会が行われます。
(玉響)