△５七桂打で西山奨励会三段が混戦を抜け出したようだ。▲７八玉は６七の地点でばらして先手玉が危険だ。

（吟）

（熱戦に控室は盛り上がっている。まだはっきりとした優劣は出ていない）


（吟）

図は▲６八同銀と成桂を取った局面。加藤女王の猛追で、形勢は混沌としている。「後手の様子がおかしいですね。しかし先手は時間がないのか」と塚田九段。加藤女王は１手60秒未満の着手になっている。


（勝負、勝負と後手陣に迫る加藤女王）

（吟）

（控室は棋士、女流棋士、関係者で盛況だ）

（検討中。左から佐々木慎六段、黒沢五段、野月浩貴八段）


（左から小高佐季子女流２級、武富礼衣女流初段、和田あき女流初段）

（吟）

図は△６五同桂と銀を取った局面。加藤女王が残り34分なのに対して、西山奨励会三段は１時間19分残している。次に△５七桂成や△４七歩成があり、中央突破が見込める。「後手が優勢といっていい局面だと思います」と塚田九段。
 

（タイトル奪取に突き進む西山奨励会三段）

（吟）