本局では「日本将棋連盟モバイル」の公式Twitterアカウント(@shogi_mobile)において、大平武洋六段による解説が行われます。アカウントをフォローしていただくか、こちらのURLからご覧ください。解説内容は、棋譜コメント欄にも随時転載いたします。
大平武洋六段。
18時から関係者の夕食会が始まった。
滝口直樹・マイナビ出版代表取締役社長。
「マイナビ女子オープン五番勝負も第11期目になりました。無事にこの日を迎えることができたことが何よりうれしいなあと、しみじみ思っております。いまは将棋が大きなブームになっています。大事なのはそれをどうつなげていくかということですが、そのためには、それぞれが自分の持ち場でやるべきことをやっていくということが基本中の基本になると思います。弊社についていえば、それは将棋の本を一生懸命作るということです。最近では、新たに子ども向けの入門書の作成に取り組んでおります。また、幅広い層の方に手に取っていただけるような読みものをやろうという計画もございます。私たちは私たちなりに、やれることをやっていくつもりです。そういう意味で今回の対局者のお二人に勝手ながら期待させていただくことは、やはり力を尽くしてよい対局をしていただくことかと思います。どうぞよろしくお願いします」
立会人・屋敷伸之九段。
加藤女王。
挑戦者・西山三段。
【夕食会のお料理の一部を紹介します】
前菜。
お造り。
焼き物。
すき焼き。
陣屋の庭園内の竹林で獲れたタケノコのご飯。この時期の陣屋の名物だ。
水菓子。
【両対局者あいさつ】
挑戦者・西山三段。
「マイナビ女子オープンには奨励会員の身でありながら高校生の頃から参加させていただき、本当に感謝しております。五番勝負では陣屋さんでの対局が毎年恒例ということで、楽しみにしていました。話に聞いていた通りの素敵なところで、感激しております。明日はいつも通りに指せるように頑張りたいと思います」
加藤女王。
「これまでは春が近づいてきて初めて『マイナビ女子オープンが始まるな』という気持ちになっていたのですが、今年は冬の1月くらいからこの戦いを意識してきました。永世称号に挑戦できる機会ということで、例年にも増して気合が入ります。西山さんとは同じ奨励会員ですが、西山さんは三段、私は初段ということで、奨励会では当たることができない関係です。西山さんのことは尊敬していますし、私ももっと頑張らなければと思っています。ただ、勝負の場では何が起こるか分からないので、今回はそこは気にせずにいくつもりです。お互いにいろいろなものが懸かっているので、いつも以上に熱い戦いになるのではないかと思います」
以上で前日のブログ更新を終わります。
対局は明日10時開始です。どうぞお楽しみに。
(八雲)
対局前日に両対局者にインタビューを行いました。対局を迎えての心境や、明日の見どころ、明日着用する着物についても話をうかがいました。
【加藤女王のインタビュー】
【西山三段のインタビュー】
(八雲)