2018.09.25
組み合わせ決定! 新人王戦決勝は藤井七段VS出口三段
藤井聡太七段―出口若武三段の決勝三番勝負、10/10に開幕!
本日9月25日、第49期新人王戦準決勝の藤井聡太七段―青嶋未来五段戦が関西将棋会館で行われ、藤井七段が勝って決勝へと進みました。
ご存じの方も多いかと思いますが、藤井七段は来期以降、参加が六段以下の棋士に限られる新人王戦には出場できず、優勝するには今期が最後のチャンスとなります。あまりにも早い新人王戦卒業は、尋常ならざる昇段ペースゆえの名誉なことではありますが、泣いても笑っても、これが最後です。
※トーナメント決定時に六段以下ならOKのため、今期は出場しています。
おまけ 2018.5.9 藤井七段が昇段と同時に「達成してしまった」もうひとつの最年少記録
その最後のチャンス、決勝で待ち構えるのは出口若武奨励会三段です。
奨励会三段の決勝進出は第23期の石飛英二三段(退会)第39期の星野良生現四段、第44期の都成竜馬現五段、第46期の大橋貴洸現四段の例があります。
出口三段は三段リーグに10期参加、うち6期は勝ち越しています。
第59期では4日目となる7、8回戦でこの期に四段を勝ち取る藤井現七段、大橋現四段と対戦して惜しくも連敗を喫しましたが、最終的には12勝まで星を伸ばしました。
四段昇段者の成績は藤井現七段が13勝5敗、大橋現四段が12勝6敗。勝負に「もし」はありませんが、4日目の勝ち負けいかんでは出口三段が先に昇段していてもおかしくなかったのです。
先に挙げました三段での決勝進出者のうち、都成現五段は見事優勝を飾っています。
出口三段はあとに続けるか。
それとも藤井七段がプロの貫禄を見せるか。
楽しみな決勝三番勝負は10月10日に始まります。
藤井七段
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