2018.06.15
【飛】【角】を使って「詰み」にする
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飛を使って「詰み」にする。
図1は持駒に飛があります。
【図1】
桂を相手の玉の左横に打って王手を掛けました(図2)。
【図2】
相手は飛を取れば歩に取り返されてしまいますし、ナナメに下がっても飛の動ける場所から逃れていません。また、飛から遠ざかるように横に動くのも、飛は横に何マスでも動けますので、結局取られてしまいます。(図3)。
【図3】
相手は玉を取られる手を防げないので、図2は「詰み」となります。
角を使って「詰み」にする。
図4は持駒に角があります。
【図4】
角を相手の玉のナナメ下に打って王手を掛けました(図5)。
【図5】
相手は角を取れば金に取り返されてしまいますし、香の上に動くのは歩に取られてしまいます。また、角から遠ざかるように歩を取るもの、角はナナメに何マスでも動けますので、結局取られてしまします。(図6)。
【図6】
相手は玉を取られる手を防げないので、図5は「詰み」となります。
☆
「詰み」についての説明は、ここでいったん終了とします。
「玉」と「歩」で詰みにするケースが出てきませんでしたが、これには理由があります。
まず、「玉」で詰みにすることはできません。詰みにするには王手を掛けなければいけませんが、「玉」で王手をすることはできません。「玉」で王手を掛ける形は、必ず相手の「玉」で取り返されてしまうからです。
次に「歩」についてですが、「歩」で詰みにすると、場合によっては反則負けになってしまうことがあります。
ですので、〈「歩」で詰みにする〉の説明は、次の8 よく出る「反則」についての中でいたします。
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