豊島将之八段　炎の３月！

2018.03.12

Ａ級順位戦プレーオフは豊島将之八段が久保利明王将、佐藤康光九段を連破し３回戦に駒を進めました。王将戦七番勝負も進行中の豊島八段、もしこのまま勝ち続けると、スケジュールはどうなるのでしょう。

皆様こんにちは。将棋情報局です。

先週も将棋界はＢ級１組最終戦、Ａ級順位戦プレーオフ、棋王戦第３局と大いに盛り上がりました！

特にＡ級順位戦プレーオフはタイトなスケジュールの中、２局行われ、豊島将之八段がパラマストーナメントの最下部から２勝（対久保利明王将戦、対佐藤康光九段戦）して、大きな話題となっています。

そして早くも本日12日、豊島八段と広瀬章人八段との３回戦が行われています。

情報局としましては特定の棋士を応援することはありませんが、世間の声を聞きますと、「ここまで来たら豊島八段の一気駆け上がりを見てみたい」というものも多いようです。

さてその豊島八段、３月の日程がとんでもないことになっています！

これまでの日程と、これからの対局にすべて勝った場合のスケジュールは以下の通りです。

休む間もないというのはこのことですね。

対局場所が２局連続で同じ場所というのがないのも見逃せません。必ず移動を伴うことになります。王将戦七番勝負は前日に検分（※）、前夜祭もあります。

しかも相手は例外なくモンスター級の猛者たち・・・

対局がたくさんあるのは活躍している証拠とは言います。それにしても、史上初の６者プレーオフの影響でとてつもないスケジュールです。

くれぐれもお体には気を付けて、それぞれの対局者とともに素晴らしい将棋を見せていただきたいですね。

※検分：タイトル戦番勝負が行われる前日は、両対局者や立会人、関係者などが対局室に入り、光の具合や室温、音など、対局進行の妨げになる不具合がないかを吟味します。これを検分といい、吟味のほか、用意された数種の中から使用する駒を選んだり、対局当日に出されるおやつを選んだりすることもあります。

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