マイナビ将棋書籍をタダで手に入れる方法 ~2月のアンケート結果発表~|将棋情報局

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マイナビ将棋書籍をタダで手に入れる方法 ~2月のアンケート結果発表~

お得で気軽に参加できる将棋大会『第6回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催! エントリー受付中 「王様が12時間職人の夢を見、職人が12時間王様の夢を見るのであれば、トータルの幸福度は同じであろう」でおなじみの編集部島田です。

温かい季節になってまいりました。皆様におかれましてはますますディープな将棋ライフをお送りのことと、お慶び申し上げます。

と、いうわけで毎月恒例のアンケート結果の発表をしたいと思います。

2月はなななんと!過去最高の数のご応募をいただくことができました。(パチパチパチパチ)ご協力いただき誠にありがとうございました。

早速、いつものように「こんな本が出たら読みたい!という本は?」からいってみましょう。今回、私的に気になったのは以下の企画です。
 
(1)右四間飛車の本
(2)相掛かりの戦法の解説(7四の歩を取らせる指し方)
(3)居飛車はどこから来たのか?(金井先生の将棋世界連載の書籍化)
(4)アマ強豪の勉強法
(5)6七金左(4三金左)型の矢倉についての本

(1)は右四間飛車の本。この企画を出していただいた方はかなりの事情通とお見受けしました。昔ながらの右四間飛車ではなく、雁木に対する右四間飛車のことを言っているのだと思います(きっと)。ただでさえ右四間飛車は優秀な作戦なのに、今大流行中の雁木に対して使えるとなれば、これはマスターする一手でしょう。将棋クエストで日々雁木に煮え湯を飲まされている私としてもぜひ読んでみたい一冊です。検討します。

(2)は相掛かりの戦法の解説(7四の歩を取らせる指し方)。相掛かりの戦術書と言えば現在大好評発売中の「相掛かりの新常識」があります。中座先生が変わりゆく相掛かりの世界を見事にまとめてくれた一冊です。「相掛かりの新常識」は書籍の性格上、いろいろな形を網羅的に取り上げたものでしたが、相掛かりの一つの戦法を掘り下げて解説した戦術書、というのももちろんありですよね。「相掛かりはコレだけ覚えろ!!」みたいな感じで。7四歩を取らせる指し方もいいですが、アマチュア的には難しいような気もします。個人的には藤井聡太六段がやっていた銀冠にする指し方が勝ちやすいように思います。どんなときにあれが使えるのか全く知りませんが。。。あと、「相掛かりの新常識」の中で紹介されていた「▲5八玉戦法」もいいですね。ほぼ確実に自分の土俵に相手を引きずり込めるので研究しがいがありそうです。

(3)は居飛車はどこから来たのか?(金井先生の将棋世界連載の書籍化)。門倉先生が将棋世界に連載していた「最新定跡探査」に加筆していただき、「振り飛車はどこに行くのか?」という形で書籍化させていただきました。居飛車講座を担当していた金井先生の連載は書籍化せんのかい!というご意見かと思います。金井先生といえば初代叡王になる可能性もある御方。島田がこの機を逃すはずがありません。皆さん、期待してお待ちください。

(4)はアマ強豪の勉強法。実はこのような「勉強法」「上達法」に関する書籍の要望が非常に多い! 島田はここに鉱脈アリと見ました(いまごろ?)。しかもアマ強豪の勉強法というところがいいですね。というのもプロ棋士はだいたい小学生の時にアマ五段くらいになってしまうので、どうやったらその棋力に達するのかわからない、あるいは覚えていないというパターンが多いのです。私達が知りたいのは「勉強して強くなった人の勉強法」ですから、それならアマ強豪に聞いたほうがいい、ということになります。しかもアマチュアにはいろんな人がいますから、ひたすら実戦だけで強くなったとか、将棋年鑑を並べただけで強くなったとか、ユニークな解答もありそうです。

(5)は6七金左(4三金左)型の矢倉についての本。左金を上がる形もそうですが、矢倉左美濃急戦の出現以降、矢倉でも非常にたくさんの形が指されています。そしてそのほとんどが意味不明、というのは私だけはない、はず。現代矢倉の最新形を網羅したバリバリの戦術書を誰かに出してほしい今日このごろです。これも検討します。


この他にも多くの企画をいただきました。誠にありがとうございました!
今後の書籍作りの参考にさせていただきます。


さて、続いては毎月恒例の人気棋士ランキングいってみましょう。

まずは男性から

1位 羽生善治
2位 藤井聡太
3位 藤井猛
4位 木村一基
5位 永瀬拓矢

まぁ何と言っても1位の羽生先生と2位の藤井六段の朝日杯はしびれましたね。こんなことが起こっていいのか、と思いましたけどその直後に今度はA級順位戦で6者プレーオフって。どうなっちゃったんでしょう、将棋界。私もこのビックウェーブに乗りたいところです。

続いて女流棋士いってみましょう。

1位 里見香奈
2位 室谷由紀
3位 藤田綾
4位 中村桃子
5位 山口恵梨子

今月はニュースが多かったです。まず、1位の里見先生の奨励会退会。応援していたので残念、とコメントを書いてくださった方もいらっしゃいました。そして2位の室谷先生と3位の藤田先生のご結婚。全米が泣きましたね。どうぞ末永くお幸せに。


さて、涙を拭いて、2月の特別質問を見てみましょう。今回は「平成30年版将棋年鑑の棋士名鑑でプロ棋士に聞きたい質問は?」ということで、みなさんのお知恵を頂戴しました。私的に面白かったのは以下の質問です。

(1)ファンの人から言われて嬉しかったこと
(2)将棋での深い読み力が、将棋以外で役に立ったことはありますか?
(3)こんな本が出たら読みたい!という本は?
(4)修行時代や若手時代に一番棋譜を並べた先生は誰?
(5)来世はどんな職業に就きたいですか?
(6)ここぞというときの勝負飯は?
(7)何人兄弟の何番目ですか?
(8)登場した時に最もびっくりした戦法は?
(9)子供の頃に好きだった絵本は?
(10)将棋ソフトをどのように活用していますか?
(11)おすすめの勉強法は?
(12)負けが込んだ時の気分転換法は?


どれも聞いてみたい質問です。いくつかは本当に採用させていただくと思います。ご意見いただき誠にありがとうございました。

2月のアンケート結果発表は以上です。本当にたくさんのご応募ありがとうございました。


さて、というわけで3月のアンケートはもう始まっています!!

今回は特別質問にシンプルに「いま、好きな戦法はなんですか?」という項目を入れさせていただきました。書ける方は好きな理由なんかも書いていただければ幸いです。
ちなみに、私の今好きな戦法は当然「極限早繰り銀」です。

今月もたくさんのご応募お待ちしております!!


→早速3月のアンケートに応える!

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