2018.02.06
【受付2/12まで】あなたが選ぶ羽生善治の名局No.1 熱いコメントを中間発表!
羽生永世七冠ムック発売記念企画『あなたが選ぶ羽生善治の名局No.1』には、お陰さまでたくさんのご応募をいただいております。締切は2/12(月・祝)となっております。抽選で電子書籍も当たりますので、どしどしご応募ください。ここでは、これまでにいただいたご応募の中から、羽生ファンの皆様による「熱いコメント」の一部を紹介します。
羽生永世七冠ムック発売記念企画『あなたが選ぶ羽生善治の名局No.1』には、お陰さまでたくさんのご応募をいただいております。
締切は2/12(月・祝)となっております。抽選で電子書籍も当たりますので、どしどしご応募ください。
ここでは、これまでにいただいたご応募の中から、羽生ファンの皆様による「熱いコメント」の一部を紹介します。
1989年1月9日 第38回NHK杯準々決勝 対 加藤一二三
☆まだ自分が小学生くらいだった当時、あまり将棋が詳しくなかったにも関わらずたまたまテレビで見かけたこの対局にはとても衝撃を受けました。▲5二銀の着手自体はもちろん、解説の米長先生の驚きぶり、まだ若かりし羽生五段の武士のような鋭いオーラなど、この対局を構成した全ての要素が印象的だったので、何十年も経った今でも鮮やかに記憶に残っています。(きふろぐさん)
☆スピード勝負で勝ちきったこと。5二銀以外では負けていたと思うからです。羽生さんの当然の一手が普通の当然の一手とは違うと強く感じた一局でした。(稲毛美幸さん)
※説明不要! あまりにも有名な羽生の▲5二銀。飛・金いずれで取ってもその駒が後手玉の逃げ道をふさいでしまい、▲1四角から詰まされてしまう。
2012年10月3日 第60期王座戦第4局 千日手局 対 渡辺明
☆終盤の△6六銀も印象的だったが序中盤の濃密なねじり合いも記憶に強く残っています。(士竜さん)
☆前年に20連覇を阻止された羽生二冠が翌年すぐに挑戦者としてリターンマッチに臨んだという背景も含めて、△6六銀に集約されたドラマチックさが比類ないから。(もりやんさん)
※歩頭への銀打ちにより難局を千日手でしのいだ。即日行われた指し直し局を制し、前期に奪われた王座を奪還。
2014年10月23日 第62期王座戦第5局 対 豊島将之
☆将棋仲間と観戦していたが、▲9一銀からの一連の組み立てはもはや何が起こっているのか理解不能。ただただあの手順に魅せられ、興奮し、あれは何だったのかと言い合うあの瞬間、確かに魔法がそこにあった。(逆笛さん)
☆終盤で見せた銀捨て、歩の手筋は衝撃的だった。(うさぎ大好きさん)
※図から▲9一銀△同玉▲9三歩△8二玉▲9二歩成△同玉▲9四歩・・・。局後に、▲9一銀に代えて▲9三銀が正着だったという結論が出たものの、「善悪を超えた手順」として将棋世界の名局プレイバック年度1位に輝いた。
ノミネート局以外の名局にもさまざまなご意見が寄せられていますので、一部ご紹介します。
2017年10月20、21日 第30期竜王戦第1局 対 渡辺明
※図は羽生が▲2五歩と継ぎ歩の攻めに出た局面。渡辺は構わず△1六歩と伸ばし、以下▲2四歩△1七歩成▲同香△同香成▲2三歩成△2七歩▲3二と△2八歩成▲3三と・・・と激しい駒の取り合いが展開された。
☆羽生さんの本当の凄さを垣間見た気がしました。(豊菅斎都さん)
2015年 65期王将戦挑戦者決定リーグプレーオフ 対 久保利明
※久保の振り飛車穴熊に銀冠で対抗した羽生。▲1五歩―△1三歩と詰められた形から△1四歩と逆アタックし、図からの1手がハイライト。本局初めて飛車が動く△4二飛で先手玉は即詰み。
☆序盤中盤の目の離せない両先生の捌き合い。最後の羽生先生の詰められたら端の逆襲から、飛車まわりが絶品。何度も何度も盤に並べたくなるすばらしい棋譜。(ぞのみPさん)
以上、投稿してくださった方々の熱いコメントでした。
繰り返しになりますが、応募の締切が迫っています。2月11日(月祝)までです。
抽選で電子書籍も当たりますので、まだ応募していないという方は、下のリンクからお早めにどうぞ。
※受付を終了しました。ルール
ノミネートした20局の中から、みなさんの心を打った対局を選んでください。最大3票まで投票可能です。ノミネート外の対局に投票することも可能です。その場合は、「その他」を選択し、コメント欄にどの対局であるか明記してください。なお、今回は羽生の勝局または引き分け局を対象としました。
選べる将棋世界電子版ムックを抽選でプレゼント
投票してくれた方から抽選で3名の方に、過去の将棋世界ムックの電子版からお好きな商品1冊をプレゼントします!ノミネート対局一覧
- 2006年12月15日 第65期A級順位戦 対 藤井猛
- 1996年4月11日・12日 第54期名人戦第1局 対 森内俊之
- 2008年10月18日・19日 第21期竜王戦第1局 対 渡辺明
- 1996年6月3日・4日 第54期名人戦第5局 対 森内俊之
- 1989年1月9日 第38回NHK杯準々決勝 対 加藤一二三
- 2012年10月3日 第60期王座戦第4局 千日手局 対 渡辺明
- 1988年11月4日 第19期新人王戦第2局 対 森内俊之
- 1994年6月6日・7日 第52期名人戦第6局 対 米長邦雄
- 1996年2月13日・14日 第45期王将戦第4局 対 谷川浩司
- 1999年1月27日・28日 第48期王将戦第3局 対 森下卓
- 2014年5月20日・21日 第72期名人戦第4局 対 森内俊之
- 2013年9月9日 第72期A級順位戦 対 三浦弘行
- 1993年10月20日・21日 第6期竜王戦第1局 対 佐藤康光
- 2013年10月8日 第61期王座戦第4局 対 中村太地
- 2003年10月15日 第51期王座戦第5局 対 渡辺明
- 2014年10月23日 第62期王座戦第5局 対 豊島将之
- 1993年3月26日 第18期棋王戦第5局 対 谷川浩司
- 2011年2月20日 第60回NHK杯 対 佐藤康光
- 2010年8月16日 第23期竜王戦挑戦者決定戦第1局 対 久保利明
- 2005年4月19日 第23期朝日オープン第2局 対 山崎隆之