2017.03.29
【将棋入門 基本ルール編3】駒を動かしてみよう
駒の並べ方と動かし方を覚えたら、次は動かすルールを覚えよう。
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中でも大きなルールは「1つのマスには1つの駒しか入れない」ということ。
従って、自分の駒がいるマスに移動することはできません。たとえば第1図は飛の前後と左右に自分の駒がいます。すると、この飛はどこへも動けません。自分の駒が障害物となってしまうわけです。
第2図は、第1図と比べて「3六」の地点の歩がいません。すると飛車が動けるマスは7つも増えます。
第3図は、自分の歩と相手の飛が向かい合ってぶつかっています。こういった場合は、どちらの手番かが大きな意味を持ちます。
仮に第3図が先手の手番なら歩が進み、相手の飛車を盤上から取り上げて自分の手持ちの駒にすることができます(第4図)。
逆に第3図が後手の手番だったら、飛が進んで先手の歩を取ることができます(第5図)。
ここで注意したいのは、最も性能の高い飛と最も性能が低い歩がぶつかっても、能力の違いにかかわらず先に動いた方が勝ちとなることです。
戦争にたとえれば捕まえた相手の兵隊を手なづけて元いた陣地へ攻め込ませることになります。これは日本将棋特有のルールです。ちなみにチェスの場合は先手の駒が白、後手の駒が黒。中国将棋は先手が赤、後手が黒とはっきり色分けされているので、相手の駒を取って使うことはできません。
第6図は第一の禁じ手「二歩」。縦の列(「筋」といいます)に自分の歩が2つあってはいけません。よって、自分の歩がある筋に歩を打ってしまうと反則負けになります。
第7図は第二の禁じ手「行きどころのない駒」。動く場所のないところに駒を打ってはいけません。1段目に歩か香か桂を打ったり、2段目に桂を打ってしまうと反則負けになります。
飛・角・金・銀はバックすることができるのでこの禁じ手を心配する必要はありません。 第三の禁じ手「打ち歩詰め」についてはここでは省略します。
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駒を動かしてみる
◇1つのマスには1駒だけ
駒の並べ方と駒の動かし方を覚えれば、いちおう将棋らしくなってきました。しかし、まだゲームを始めるためには、いくつかのルールをクリアしなければなりません。中でも大きなルールは「1つのマスには1つの駒しか入れない」ということ。
従って、自分の駒がいるマスに移動することはできません。たとえば第1図は飛の前後と左右に自分の駒がいます。すると、この飛はどこへも動けません。自分の駒が障害物となってしまうわけです。
第2図は、第1図と比べて「3六」の地点の歩がいません。すると飛車が動けるマスは7つも増えます。
駒を取る
駒と駒がぶつかりました。相手の駒がいる場所に動きたいときはどうしたらいいのでしょう。◇先に動いた方の勝ち
自分の駒がいるところに自分の駒が動かせないのは分かりましたが、相手の駒がいる場所へはどうでしょう。第3図は、自分の歩と相手の飛が向かい合ってぶつかっています。こういった場合は、どちらの手番かが大きな意味を持ちます。
仮に第3図が先手の手番なら歩が進み、相手の飛車を盤上から取り上げて自分の手持ちの駒にすることができます(第4図)。
逆に第3図が後手の手番だったら、飛が進んで先手の歩を取ることができます(第5図)。
ここで注意したいのは、最も性能の高い飛と最も性能が低い歩がぶつかっても、能力の違いにかかわらず先に動いた方が勝ちとなることです。
◇持ち駒
取った駒は持ち駒といわれます。取った駒は上図の盤の右下・左上にある「駒台」の上に載せ、いつでも使うことができます。それでは、取った駒の使い方を学びましょう。駒を打つ
持ち駒は、自分の手番の時に盤上の空いているマスに置くことができます。持ち駒を盤上に置くことを、駒を「打つ」といいます。戦争にたとえれば捕まえた相手の兵隊を手なづけて元いた陣地へ攻め込ませることになります。これは日本将棋特有のルールです。ちなみにチェスの場合は先手の駒が白、後手の駒が黒。中国将棋は先手が赤、後手が黒とはっきり色分けされているので、相手の駒を取って使うことはできません。
◇駒を打てない場所
持ち駒を使う場合、打ってはいけない場所が3種類あります。これを「禁じ手」といいます。第6図は第一の禁じ手「二歩」。縦の列(「筋」といいます)に自分の歩が2つあってはいけません。よって、自分の歩がある筋に歩を打ってしまうと反則負けになります。
第7図は第二の禁じ手「行きどころのない駒」。動く場所のないところに駒を打ってはいけません。1段目に歩か香か桂を打ったり、2段目に桂を打ってしまうと反則負けになります。
飛・角・金・銀はバックすることができるのでこの禁じ手を心配する必要はありません。 第三の禁じ手「打ち歩詰め」についてはここでは省略します。
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