将棋情報局

気になる局面探検隊 vol.1「ぽんぽこぽん戦法」


皆様こんにちは。ネット担当の藤井です。

前回お送りしました「盤上のロマンに挑戦! HiBiKiのBot 激指と遊んでみた?」は、
私が頭の中で決めていた企画存続に必要なページビューを達成できませんでした。

なのでこのシリーズは一旦お休みです。

第1回は【こちら】。第2回は【こちら】。第3回は【こちら】

熱烈な要望が寄せられたら復活させるかもしれません。
来ないか。来ないだろうなあ。

と、いうわけで・・・
今回から趣向を変えて、HiBiKiで現れた将棋を題材に、
ひとこと、ふたこと、語らせていただきます。


私は基本的に振り飛車を指すことが多いのですが、最近本当にこの形を相手にすることが多くなりました。
 

201511121614_1-500x0.jpg
(上図は△1三角まで)


中飛車左穴熊!

ドラえもん風に言うと
「な~か~び~しゃ~ひ~だ~り~あ~な~ぐ~まぁ~」。
ぴかぴかぴかーん!

こんな言い方する必要があったかどうかは置いといて、まさにドラえもんがポケットから出す便利な道具のような戦法で、棋界にハヤテのように現れ、すっかり定着した感があります。
玉が堅く、攻め駒も軽い形で、これに悩まされている振り飛車党の方は割と多いのではないでしょうか。

そんなあなたに、ぜひ試していただきたい指し方があります。

私はこの仕掛けを勝手に

「対中飛車左穴熊ぽんぽこぽん戦法」

と呼んで愛用しています。

どの辺りが「ぽんぽこぽん」なのかは、手順をご覧ください。
前図より▲6八角なら・・・
 

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(上図は△4六歩まで)

ぽんっ


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(上図は△3六歩まで)

ぽこっ


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(上図は△2六歩まで)

ぽんっ、と。

ねっ? 見事なぽんぽこぽんでしょう?

最初のぽん(△4六歩)を▲同飛や▲同角は△4五銀があるので▲同歩が妥当でしょう。

ぽこ(△3六歩)もほぼほぼ取る一手です。「青野とるイチ」です。

最後のぽん(△2六歩)は▲同歩と取ると△3六飛▲3七歩△2六飛のさばきがありますので、取りづらいです。「野本取らじ」です。

中飛車側は取らずに中央や端(1筋)から手を作っていくことになります。
かたや振り飛車側は△2七歩成と「と金」を作り、2六~3六~4六とにじり寄せていく展開を狙います。

玉型の差を加味すればすっきりはっきり振り飛車良しとは言えませんが、とりあえず・・・

リズムがいいし、指したい手を指している!

何よりも爽快感が気に入っています。
ぽんぽこぽんっと!

ここで、マイナビ将棋書籍でお勉強をしてみましょう。
出典は、杉本昌隆七段著『対振り革命 中飛車左穴熊』です。

201511121614_5-500x0.jpg
(再掲図)

図から中飛車側に推奨されている手は▲7五銀。
△7四歩▲8六銀と追った後に、同じようにぽんぽこぽんを仕掛けるとどうなるか・・・

△4六歩(ぽん)▲同歩
△3六歩(ぽこ)▲同歩
△2六歩(ぽんっ)▲同歩(!)
△3六飛・・・・

▲5四歩(どんっ!)

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(上図は▲5四歩まで)

うっ・・・・

ゲキキビ・・・アイタタタ・・・・

軽い「ぽんぽこぽん」3発に比べ、「どんっ!」一撃の何と重いこと!
この手順を今日から勝手に「ぽんぽこぽんどんっ!」と
呼ぶことにします。

(※以下4行は、出典はなく私の勝手な解説です。)
上図は4四の銀取りが受けづらく、振り飛車苦戦です。
△4三歩には▲4四角△同歩▲5三歩成があります。
△4五銀は目につく手ですが、▲3七歩△2六飛▲2七歩と飛車を六段目から追われ、タテに逃げると銀を取られますから必然的に飛車交換となり、玉型の違いが大きく苦しいと思います。

ぽんぽこぽん、不発・・・
さりげなく角筋を通す▲7五銀が強敵でしたか。
べ、勉強になるなあ・・・
いい本だなあ・・・


画像をクリック!

しかし、▲7五銀と指して来なかった場合の筋として、
頭の片隅に置いておけば、何回かは楽しくぽんぽこできるかもしれませんよ。
レッツ・トライ!

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