2026.07.11
棋士プロフィール 鈴木大介
豪快な攻め将棋を得意とする振り飛車御三家の1人! 史上初の将棋・麻雀両方のプロでもあり、どちらのファンからも根強い人気を得ています。
鈴木 大介 九段
| 出身地 | 東京都町田市 |
| 生年月日 | 1974(昭和49)年7月11日 |
| 棋士番号 | 213 |
| 師匠 | 大内 延介 九段 |
| 順位戦 | C級1組 |
| 竜王戦ランキング戦 | 3組 |
| 昇段歴 |
1986年6月 6級で奨励会入会 |
| 主な実績 |
1996年6月 第15回早指し新鋭戦で棋戦初優勝 |
| 受賞歴 |
1997年4月 第24回将棋大賞:勝率1位賞(.757)・連勝賞(14連勝)・新人賞 |
| 役職歴 | 2017年5月~2023年6月 日本将棋連盟常務理事 |
| 主な著書 |
「鈴木システム 四間飛車編」(マイナビ出版) |
升田幸三賞受賞「新・石田流」(7手目▲7四歩)とは
三間飛車の中でも石田流は特に激しい変化を含む作戦である。
そして鈴木大介九段が考案・体系化したのが「新・石田流」。飛車を3筋に振って7筋から最短で仕掛けにいくのが本戦法の骨子である(第1図)。
この仕掛け自体は実は古来無理筋として知られていたものである。
▲7四歩以下、一例として△同歩▲同飛△8八角成▲同銀△6五角(第2図)で後手の反撃が厳しいと思われていた。
石田流の大家である升田幸三実力制第四代名人をはじめ、▲7四と突くところでは一度▲4八玉と陣形を整えるのが常識とされていた。
しかし△6五角以下▲5六角△7四角▲同角△7二金▲5五角(第3図)の局面が先手よしであることが鈴木九段らの研究で明らかになった。
居飛車側には△6五角以外の反撃手段も複数あったが、いずれも互角以上に戦えることがわかってくる。
さらにそこに久保利明九段や稲葉陽八段らの研究が加わり、鈴木の考案した新・石田流は一躍、先手振り飛車のエース戦法となった。
その後、居飛車は▲7五歩に飛車先を突かず△4二玉と仕掛けを警戒することが増えた(参考図)。
そのため、第1図自体が近年のプロ将棋では見られなくなっている。
しかしながら近年のAIが解析しても第1図の▲7四歩と突く手は最善手とされることが多く、その破壊力とロマンは今なお色褪せない。
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