名人戦物語 実力制名人発足から藤井聡太名人誕生まで
- 鈴木宏彦(著者)
発売日:2023-12-22
販売元:マイナビ出版
判型:四六
ページ数:216ページ
ISBN:978-4-8399-85301
盤寿記念! 木村義雄から藤井聡太まで、名人戦の記録と記憶がここにある
1935年(昭和10年)に始まった実力制名人戦。第1期は木村義雄八段が2年半にわたるリーグ戦を制して、名人の座に就いた。それから現在まで、長い歴史を持つ名人戦は大きく分けて2つの時代に分かれる。
前半は大名人時代。木村義雄が8期、大山康晴が18期、中原誠が15期と、それぞれが圧倒的な強さを見せて長期政権を築いた。
後半は群雄割拠時代。谷川浩司新名人誕生に始まり、羽生善治や森内俊之を中心に、多くの棋士が激闘を繰り広げた。
そして名人戦が盤寿を迎えた令和5年、藤井聡太新名人が誕生した。名人戦は新しい時代に入るのかもしれない。
本書は名人戦の歴史と対局を紹介するものです。序章、「名人と名人戦の歴史」に始まり、第1部では「偉大な名人の物語」と称して、第1期~第81期名人戦の名勝負を次の一手形式で紹介。さらに第2部では「天才たちの順位戦」と称して、順位戦の名勝負も一部、紹介しています。
最も歴史ある名人戦は、いろいろなドラマを生んできました。ぜひ読者の皆さまにも対局者になったつもりで、名人戦の名勝負を堪能してほしいと思います。
目次
序に代えて 名人と名人戦の歴史
第1部 偉大な名人の物語
第2部 天才たちの順位戦
著者プロフィール
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鈴木宏彦(著者)
鈴木宏彦(すずき・ひろひこ)
昭和31年、徳川家康と中嶋悟で有名な愛知県岡崎市に生まれる。将棋は小学生時代に覚えたが、当時は龍は斜め後ろには動けないと固く信じていた。高校では授業中の対局を数学の教師に摘発されること三度。早大進学後、同郷の偉人・石田和雄九段の教室に通う。昭和53 年より8年間将棋雑誌の編集をした後、フリーの観戦記者として独立、立浪健一、青などのペンネームで活躍中。将棋アマ五段。趣味は王手将棋の研究、囲碁。
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