イメージと読みの将棋観ファイナル【棋譜データ付き】|将棋情報局

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イメージと読みの将棋観ファイナル【棋譜データ付き】

発売日:2021-06-29

販売元:マイナビ出版

判型:四六判

ページ数:240ページ

難易度:中級~有段

電子版は6月24日に発売予定です。

ISBN:978-4-8399-7685-9

大人気シリーズ、堂々のファイナル! 藤井聡太インタビューも収録

★小冊子特典は締め切りました

プロ棋士の思考に迫る人気シリーズ。
ある局面を前にして、プロ棋士たちが何を考えているのか。
一致することは何で、個性が出ることは何か。
それを問う本シリーズは、将棋世界誌上で長らくご好評をいただいてきました。
今回、シリーズの最新版にして最終版を一冊の書籍にまとめました。
藤井聡太二冠の単独インタビューも敢行。読むということ、真理を突き詰めることと勝負のバランス、などどのように考えているのか、注目です!

将棋情報局、またはマイナビBOOKSにて、本書の書籍版または電子版をご購入いただくと、発売日以降マイページから「解説手順の棋譜データ」がダウンロードできるようになります。

棋譜データは.kifファイルを読み込める将棋ソフト(激指シリーズなど)で閲覧できます。
お持ちでない方は、各種フリーソフトでも閲覧できますので、お持ちのパソコンのOSに合ったソフトをダウンロードください。

棋譜データの詳しい使い方はこちらをご確認ください。

※特典の棋譜データダウンロードには会員登録(無料)が必要です。ご購入時に必ず会員登録をお願いいたします。
※棋譜データは私的な利用に限りお使いいただけます。第三者への提供・公開等は禁止します。

目次

藤井聡太二冠インタビュー

第1章 序盤編

テーマ1 新しい後手一手損。その意味は?
テーマ2 この豊島新手、指せますか?
テーマ3 久保流先手三間飛車にどうする?
テーマ4 名人戦に現れた▲4五桂ポン
テーマ5 角換わり最前線、豊島名人の準備
テーマ6 糸谷流右四間飛車は通用するか
テーマ7 青野流は壁であり続けるか
テーマ8 矢倉は本当に終わったの?
テーマ9 エルモで攻める

第2章 中盤編

テーマ10 升田、会心の攻め
テーマ11 武富女流初段の研究手順
テーマ12 豊島名人の新しい攻め筋
テーマ13 大内、怒涛流の受け
テーマ14 升田幸三、豪快すぎる打開
テーマ15 糸谷流右玉のさばき
テーマ16 升田幸三、名人戦の力技
テーマ17 大豪と新A級のねじり合い
テーマ18 長岡五段、驚異の一手
テーマ19 荒法師、灘九段の右玉

第3章 終盤編

テーマ20 谷川浩司、華麗な収束
テーマ21 藤井聡太、トン死で勝つ
テーマ22 鬼才・村山聖、深夜の激闘
テーマ23 広瀬八段の棋士人生を変えた一局
テーマ24 森内永世名人誕生の1局
テーマ25 最後の年に32勝を上げた棋士
テーマ26 最高峰2人、まさかのエアポケット
テーマ27 藤井聡太二冠、秒読みの鬼手
テーマ28 運命を分けた竜王戦

番外テーマ 鬼宗看の妙手

幕間1 佐藤康光九段神話、目隠し五面指し
幕間2 将棋の先生はよく食べますが
幕間3 女性中学生名人の誕生
幕間4 名人に角を引く棋士
幕間5 あなたにとって師弟戦は
幕間6 泣く子は強くなるって本当?
幕間7 あなたが目指す記録は
幕間8 七冠王と8棋士8タイトルの時代

著者プロフィール

  • 藤井聡太(著者)

    ◆藤井聡太二冠
    2002年生まれ。2012年、6級で杉本八段門。2016年四段、2020年八段。
    史上最年少で四段となり、さらにデビューから無傷の29連勝を達成。
    2020年7月、史上最年少タイトルとなる棋聖位を獲得。同年8月、王位を獲得し史上最年少で八段昇段。

  • 郷田真隆(著者)

    ◆郷田真隆九段
    1971年生まれ。1982年、6級で大友八段門。1990年四段、2001年九段。
    1992年に王位を獲得。四段でのタイトル獲得は史上初であった。
    タイトル獲得は王位1、棋聖2、棋王1、王将2の計6期。

  • 屋敷伸之(著者)

    ◆屋敷伸之九段
    1972年生まれ。1985年、6級で五十嵐九段門。1988年四段、2004年九段。
    1989年、第55期棋聖戦において17歳10カ月24日でタイトルに初挑戦。
    また1990年、第56期棋聖戦において18歳6カ月でタイトルを獲得。どちらも2020年に藤井聡太に破られるまで史上最年少記録であった。

  • 木村一基(著者)

    ◆木村一基九段
    1973年生まれ。1985年、6級で佐瀬名誉九段門。1997年四段、2017年九段。
    2019年、第60期王位戦で悲願の初タイトル獲得。初タイトル獲得が46歳3カ月というのは史上最年長記録となった。

  • 糸谷哲郎(著者)

    ◆糸谷哲郎八段
    1988年生まれ。1998年、6級で森(信)七段門。2006年四段、2014年八段。
    2014年、竜王位を獲得。2018年にA級昇級。
    早見え早指しの棋士として知られ、角換わりを中心に、独特の力強い将棋を指しこなす。

  • 高見泰地(著者)

    ◆高見泰地七段
    1993年生まれ。2005年、6級で石田九段門。2011年四段、2018年七段。
    2018年、叡王戦7番勝負に勝ち、叡王を獲得。矢倉を得意とする正統派の居飛車党。

  • 増田康宏(著者)

    ◆増田康宏六段
    1997年生まれ。2008年、6級で森下九段門。2014年四段、2018年六段。
    2016年、新人王戦で優勝。2017年も連覇し、棋戦優勝は2回。