2016.10.14
合格講座:第21回「超直前期の学習アドバイス」
いよいよ10月16日(日)は試験の日!「超直前期」における過ごし方をアドバイスします!
「超直前期」の過ごし方
10月16日(日)の本試験まで、残りわずかな期間となりました。これまでがんばって学習してきた成果を本試験で発揮していただくためには、今の「超直前期」の過ごし方が最も重要となってきます。ここでは「超直前期」における過ごし方をアドバイスいたしますので、ぜひしっかりと取り組んでいただき、本試験で合格の美酒を味わってください!
【参考】平成28年度春期試験の合格者数と合格率
応募者数:61,281名
受験者数:44,184名
合格者数:13,418名
合格率: 30.3%
超直前期の学習方法!~過去問題集の徹底活用~
今日までの長い学習期間をいかに有効に過ごしてこられたでしょうか。まさか皆さんの過去問題集は、購入されたときの「美しいまま」の状態ではないですよね?過去問題集は、もちろん合格するための教材なのですから、ズタボロになるまで徹底的に使い込んでいただくものです。試験に合格することなく、綺麗なまま保存しておいても何の意味も無いのですから…
以前のアドバイスでもご紹介しましたが、本試験までには問題集の熟読は少なくとも3回転は繰り返したいものです。4回転,5回転ならばなお良いのは言うまでもありません。どんな試験対策でも、やはり反復学習があなたの頭脳に正確な知識を刻み込んでいくのです。本試験までの残された時間はわずかですが、仕事の休憩時間や日常のコマ切れ時間などを徹底的に活用して下さい。10~15分程度の時間で2~3問分の解説を読むことはまだまだできるのです。最後の最後まで問題集の熟読を繰り返すことをアドバイスします。
午後試験の解法テクニック!~まずは設問から読み、問題文は後回し~
これは多くの試験で言われていることでもあるのですが、午後試験の問題文を最初から最後までひたすら読み進めていくという方法では、それだけで試験時間を相当消費してしまいます。限られた試験時間内で素早く解答するためには以下の手順で行うことをおススメします。
1. 問題文は飛ばしていきなり設問文から読み、設問で何が問われているのかという具体的な内容を最初に把握する。
2. 問題文に立ち戻り、設問で問われている内容に関連した情報が記述されている箇所を探し出す。
3. その場合は設問文に登場する「特徴のあるキーワードや数値、セル番地等」を手がかりにするとよい。問題文にこれらの情報が見つかれば鉛筆で下線を引く。そのキーワード周辺には解答に必要な情報がさりげなく記載されていることが多い。
「後悔先に立たず」ですよ
自分が自由に使える時間を、精一杯努力して受験学習に費やした場合、本試験の結果などにはかかわりなく、「あれだけ頑張ったんだ!」という“満足感”に満たされます。しかし、ある程度の時間的余裕があったのに、本試験前にしなくてもいいような重要度の低いこと(スマホを見たりゲームをしたり)などに時間を浪費したうえに本試験で失敗してしまったら、「ああ、もっと勉強しておけば良かった…」という後悔だけが残ってしまいます。これでは最悪の結果です。極論ですが、資格試験のための学習は人生の縮図です。頑張った人だけが本当の満足感を得られるのです。
残された時間は本当にあと少しです。これまでの皆さんの努力を水の泡にしないためにも、最後の一瞬まで、精一杯頑張りましょう!