目にやさしい大活字 図解でウンチク カーナビの謎を解く
シーアンドアール研究所
- 青砥浩史(著者)
いまや自動車にカーナビ搭載は当たり前の時代です。カーナビがあれば、目的地までの道のりを自動的に教えてくれ、最近では、どこが渋滞しているかを把握して、迂回路の案内までしてくれます。カーナビが人工衛星を使って位置を割り出しているということは有名ですが、トンネルの中での自分の車体の位置や向き、渋滞情報などをどうやって調べているのか、不思議なことはたくさんあります。
本書では、カーナビを取り巻く知られざるハイテクの数々を、イラストと文章でわかりやすく解説しています。
目次
●CHAPTER-1カーナビ技術のいま
●CHAPTER-2自分の位置がわかる仕組み
●CHAPTER-3地図情報とルート検索の仕組み
●CHAPTER-4渋滞情報や事故情報がわかる仕組み
●CHAPTER-5進化を続けるカーナビ
著者プロフィール
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青砥浩史(著者)
青砥 浩史(あおとひろし)
自動車評論家、ドライビングインストラクター、日本経済産業新聞カーナビ評価委員。モータースポーツ雑誌『スピードマインドあ?る』『Racing Technic』編集長、レーシングドライバー活動(ザウルス山陽シリーズチャンピオン、スーパー耐久シリーズ最高位3位、全日本GT選手権参戦)を経て、現在はチューニング雑誌を中心に幅広い執筆を手がける。国産初のカーナビであるホンダのエレクトロニックジャイロケータ登場の頃からナビ通で、インターネットメディア「オールアバウト」のカーナビ・カー用品・チューニングガイドも務めた。また、自動車保険代理店の経営やJC活動における安全運転教室開催経験もあり、自動車事故の原因分析や事故回避のノウハウにも明るい。自動車の運転技術・自動車の構造・自動車関連の社会的インフラという多角的な解析力には定評がある。
【担当編集者から】
知らない街へ行くとき、遠出をするとき、カーナビは心強い味方です。普段、「地図さえあれば充分、カーナビなんていらないよ」という人も、一度、カーナビを使ってみるとその精度の高さにびっくりするでしょう。それほど、最近のカーナビは高性能になっています。しかも、値段は数年前よりも格段に安くなっているのです。
この高性能・低価格化の背景には、カーナビメーカーの努力があるのは容易に想像できます。しかし、衛星からの電波が届かない場所でどうやって現在位置や車体方向を把握しているのか、また、目的地までの効率的なルートの割り出しや渋滞情報の検知などは、どこからどのように導き出しているのか。全貌を知る人は少ないでしょう。
本書を読むと、カーナビユーザーの人は自分のカーナビが今、何の情報を処理しているのか理解できておもしろいですよ。また、カーナビを持っていない人はカーナビが欲しくなること請け合いです。
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