SUPERサイエンス 分子集合体の科学
シーアンドアール研究所
- 齋藤 勝裕(著者)
地球上の全ての物質は分子の集合体からできています。液晶モニターの液晶分子の原理や仕組み、分子膜を使った抗ガン剤・ワクチンの開発や医療分野への応用、有機超伝導体・磁性体の研究など分子科学の最先端でもある分子集合体についてイラスト入りでわかりやすく解説!
目次
●Chapter.1さまざまな爆発
●Chapter.2爆薬の歴史と爆発事故
●Chapter.3身近で起きる爆発の危険性
●Chapter.4戦争と爆薬
●Chapter.5現代社会の爆薬の活用と開発
●Chapter.6爆発は化学反応
●Chapter.7原子核の爆発
●Chapter.8爆薬によらない爆発
著者プロフィール
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齋藤 勝裕(著者)
齋藤 勝裕(さいとう・かつひろ)
名古屋工業大学名誉教授、愛知学院大学客員教授。大学に入学以来50年、化学一筋できた超まじめ人間。専門は有機化学から物理化学にわたり、研究テーマは「有機不安定中間体」、「環状付加反応」、「有機光化学」、「有機金属化合物」、「有機電気化学」、「超分子化学」、「有機超伝導体」、「有機半導体」、「有機EL」、「有機色素増感太陽電池」と、気は多い。執筆暦はここ十数年と日は浅いが、出版点数は150冊以上と月刊誌状態である。
【担当編集者から】物質は、分子という極小の粒子からできています。分子集合体には数個の分子からなる小集合体と、数万個の分子の大集団の2種類に分けて考えることができ、本書は、後者の分子の大集団でもある液晶テレビの液晶や細胞膜、分子膜のワクチン、超伝導体などをイラスト入りでわかりやすく解説しています。ちなみに、分子の小集合体の超分子の仕組みについては、本書の姉妹書『SUPERサイエンス 分子マシン驚異の世界』でより詳しくご紹介しています。(西方 洋一)
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