同族会社のための 事業承継対策マニュアル
シーアンドアール研究所
- 佐藤増彦(著者)
親族内の事業承継に絞って、事業承継対策の解説をしています。事業の継承に必要な「役職」と「株式」、社長が個人で所有し事業で利用している「不動産」の移転手法を、会社法、相続に関する民法、そして税法の関連知識を交えながらわかりやすく丁寧に解説します。また、豊富なケーススタディを設定し、親族内に事業を継承する具体的なノウハウもあわせて解説を行っています。
平成20年10月1日に施行された経営承継円滑化法、平成21年度税制改正で導入される事業承継税制に完全対応しています。
目次
●第1章事業承継を成功に導くために知っておくべきこと
●第2章スムーズな権限移譲と社長のリタイア
●第3章株式の上手な移転
●第4章社長所有の会社敷地の上手な移転
●第5章事業承継と相続
●第6章経営承継円滑化法の活用
●第7章事業承継に関するワガママなQ&A
著者プロフィール
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佐藤増彦(著者)
佐藤 増彦(さとうますひこ)
税理士、立命館大学税法連続講座講師
平成5年福島大学経済学部卒業
平成9年税理士登録
平成13年佐藤増彦税理士事務所開業(秋田県横手市)
「難しいことを簡単に」をモットーに、会計・税法・会社法・民法(相続)に関する専門知識をわかりやすく提供している。一般法人税実務の他、企業組織再編、自社株・相続税対策、企業再生支援、事業承継支援業務に携わる。
主な著書に「超かんたん簿記入門DS」(IEインスティチュート)、「実務解説会社法と企業会計・税務Q&A」(共著 青林書院)、「徹底解明会社法の法務・会計・税務」(共著 清文社)などがある。
【担当編集者から】
事業をどのように次の世代に譲っていくかは、長年にわたって中小企業の経営者が抱える悩みの一つでした。日本の中小企業の多くが同族会社であることを考えると、事業の継承の問題は、相続の問題であり、家族の問題となってしまうからです。本書では、最新の情報を盛り込みながらも、これらの「古くて新しい」数々の問題に経営者とその家族がどのように対応するべきかについても語られています。(三浦聡)
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