Write Great Code〈Vol.2〉【特別編集版】
低いレベルで考え、高いレベルで書く
マイナビ出版
- Randall Hyde(著者)、 株式会社トップスタジオ(翻訳)、 鵜飼文敏(監訳)、 後藤正徳(監訳)、 まつもとゆきひろ(監訳)、 八重樫剛史(監訳)
「グレートコード」を探求する、すべてのプログラマーのために。
第1~16章(637ページ)のうち、第1~5章(127ページ)が無料で読めます!
※この「特別編集版」は、『Write Great Code〈Vol.2〉』の内容を一部ご覧いただくための無料商品です。
内容をすべてご覧になりたい方は『Write Great Code〈Vol.2〉』をお求めください。
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<『Write Great Code〈Vol.2〉』内容紹介>
「グレートコード」を書くための方法を解説する『Write Great Code』シリーズの第2巻です。グレートコードには多くの側面がありますが、本書ではグレートコードの重要な1要素であるパフォーマンスに的を絞り、高レベルのコーディング手法によって、コンパイラが生成するマシンコードにどのような影響が生じるかを考察しています。
本書では効率的なコードの書き方を説明しますが、本書の主題は最適化ではありません。最適化はソフトウェア開発サイクルの終盤近くに行うべき「調整」であり、適切なパフォーマンスを確保する時期は、開発の設計と実装の段階なのです。本書で紹介している概念の多くは最適化フェーズでも適用できますが、テクニックの大半は最初のコーディング時に行う必要があります。
最新の最適化コンパイラによって効率的なマシンコードに変換される適切な高級言語ステートメントを選択する方法を説明しています。これは、高級言語構文のコストを理解することにほかなりません。多くの高級言語では、特定の結果を得るためにさまざまなステートメントの利用が可能ですが、それよってマシンレベルでは効率の差が発生します。その際に、根拠を持ってステートメントを選択できるようにすることが、本書の目標です。一般には、パフォーマンスを求めるためには、アセンブリ言語を習得する必要があると言われることが多いのですが、これは必ずしも正しいとは言えません。重要なのは、高級言語がステートメントをマシンコードに変換する仕組みを理解し、適切な高級言語のステートメントを選択できるようになることです。これこそが、「低いレベルで考え、高いレベルで書く」ということなのです。
「本書の主なテーマはパフォーマンスです。パフォーマンスはプログラマーにとって永遠のテーマの1つと呼んでもよいでしょう。近年見られない妥協ない姿勢でパフォーマンスを追求した本書は、凡庸なプログラマーにとどまりたくない皆さんが、もう一段高いレベルに到達する上で役に立つに違いありません。」(まつもとゆきひろ 「監訳者のことば」より)
本書は『Write Great Code〈Vol.2〉』(2006年12月日本語版刊行)の復刊です。
発売日:2018-08-17
著者プロフィール
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Randall Hyde(著者)
Randall Hyde
『The Art of Assembly Language』(No Starch Press)の著者で、同書はアセンブラ言語に関する書籍として最も推奨できるものの1つである。また共著に『The Waite Group's MASM 6.0 Bible』がある。専門誌のほか『Dr. Dobb's Journal』『Byte』にも執筆している。他の著書に『Write Great Code〈Vol.2〉 低いレベルで考え、高いレベルで書く』(マイナビ)。
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