ちゃんと使える力を身につける JavaScriptのきほんのきほん
マイナビ出版
- 大澤文孝(著者)
豊富な図解で、仕組みをていねいに解説!
JavaScriptは、Webブラウザで実行するプログラムを書くために生まれたプログラミング言語です。ウィンドウを開いたり、クリックするとページの一部が変わったりするギミックを実現するのに欠かせません。また最近では、サーバやIoT分野でのプログラミングにも使われていたりと、使用できる分野も広い言語です。
本書では、これからJavaScriptを学ぶ方や、またはJavaScriptを書いたことはあるけれど、いまいちよく理解できない点がある方を対象に、ゼロからJavaScriptを解説します。
基本的なところから少しずつ、小さなサンプルを動かしながら学んでいきます。プログラミングがまったく初めての方でも無理なく学習することができるように、解説はたくさんの図解を使って行っています。
JavaScriptの基本的な文法はもちろん、オブジェクト、関数、配列、イベントといった、JavaScriptを理解する上で重要な概念もしっかり説明していきます。
また、サーバと連携してプログラムを動かすAjaxや、イベントの伝達の方法の理解といった、少し難しい内容にもチャレンジし、より実践的なプログラミングの力が付けられるように配慮しています。
初心者だけれども、開発の現場に参加することまで見据えて、しっかりと応用の効く基礎力を身に付けたい方にオススメの1冊です。
====著者による「はじめに」より抜粋====
本書は、これからJavaScriptでプログラミングを始めようという人のための書です。コンセプトは、納得して理解すること。そのために不可欠なのは、本当にそうなっているのかを、実際に試したり確認したりできることだと考えました。
実は、JavaScriptでプログラミングすることは、「Webブラウザに対して、何かの指示を与える命令を書くこと」です。そのためには、① Webブラウザにどのような指示を与えるとどうなるのか、② JavaScript からその指示を与えるにはどうすればよいのか、という2つの理解が必要です。①は目的、②は手段であり、別々のものです。
たとえばWebページの内容を書き換えたい場合、① Webブラウザに●●という指示を出すとWebページの内容が書き換わる、②そのためにはJavaScriptで▲▲という命令を書く、という具合です。本書では、混同しがちなこの2つを明確に分け、とくに①では、実際にWebブラウザに付属している「開発者ツール」というツールを使って、本当にそうなるのかを確認できるようにしています。実際に試すことで、より実感が湧くはずです。
本書を執筆するに当たって、もうひとつ考慮したのが、入門書として記すべき範囲です。JavaScript は簡単で習得しやすい割に、高度な書き方もできる幅広いプログラミング言語です。また好まれるプログラミングスタイルが年々変わってきており、旧来の入門書の範囲では、そこから先に進むのに十分ではないのです。
情報量が増えることは習得に時間がかかることにつながるため悩ましいところでしたが、本書では、これからステップアップしていくことを重視し、少し背伸びしたところも含めて、JavaScriptプログラミングの全体像が分かるところまで範囲を広げ、Ajaxなどについても言及することにしました。習得は少し大変かも知れませんが、習得した知識は、今後、きっと役立つはずです。
本書が皆様のJavaScriptプログラミングライフの始まりに、一役買えたら幸いです。
発売日:2017-11-21
ページ数:320ページ
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