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Code Quality プレミアムブックス版

コードリーディングによる非機能特性の識別技法

マイナビ出版

コードの品質も技術だ! ソフトウェアの品質向上のための福音書、復活!

本書は『Code Reading』の姉妹編で、コードの「品質」に注目して解説しています。信頼性、移植性、使用性、相互運用性、環境適応性、依存性、保守性といった、システムを「~性」で表す「非機能特性(機能外要求)」、つまり「ソフトウェアの品質」を識別する方法を解説しています。非機能特性について、オープンソースソフトウェアのソースコードを例に、その読み方と書き方を解説しています。解説の手法も『Code Reading』を踏襲しているため、『Code Reading』で学んだ知識を活かして、コードの品質について学ぶことができます。

ソフトウェアの品質については「管理」に焦点を当てて取り上げた解説は数多くありますが、本書ではコードの品質に反映される「品質のテクノロジー」という観点から書かれています。なぜなら、品質を構成する因子は、それを実装したコードのレベルでしか認識できないからです。

コードから非機能特性を判断できるようになれば、ソフトウェアエンジニアとして新たな武器を手に入れたことになります。そして、自分で作成したコードやほかの人が作成したコードについて、品質を評価したり修正したりする場合、これまでとは違う感覚でコードを読むことができるようになっているはずです。また、より優れた実装方法についてを採用し、プロジェクトを適切な方向に進めようとするときにも、この品質に関する役に立ちます。本書には、そういった「ソフトウェアを作る前の知恵」が満載されています。

※本商品は、過去に発行した書籍をプレミアムブックス版として復刊したものです。鵜飼文敏氏による「プレミアムブックス版のための序文」、原著者であるDiomidis Spinellis氏による「プレミアムブックス版に寄せて」を追加し、さらに、初版ではカバー裏に掲載されていた「監訳者座談会」を特別付録として収録しています。

発売日:2016-08-26

ページ数:634ページ

目次

第1章 序論
第2章 信頼性
第3章 セキュリティ
第4章 タイムパフォーマンス
第5章 空間パフォーマンス
第6章 移植性
第7章 保守性
第8章 浮動小数点演算
付録A ソースコードの著作者

著者プロフィール

  • Diomidis Spinellis(著者)

    ギリシャのAthens University of Economics and BusinessのManagement Science and Technology学部で教授を務める。研究の対象は、ソフトウェア・エンジニアリング、セキュリティ、クラウドシステムエンジニアリングなど。著書である『Code Reading』『Code Quality』は、Jolt AwardsのTechnical Productivity Winnerを受賞し、さまざまな言語にも翻訳されている。200以上の技術論文を学術誌に発表し、その引用回数は2,500を越える。学術誌の議事録の査読者も務めている。また、『IEEE Software』の編集委員を10年以上に渡って務めており、コラム「Tools of the Trade」の著者でもある。Mac OS XやBSD Unixに組み込まれているコードの寄贈者であり、CScoutやUMLGraphを始めとするオープンソースソフトウェアパッケージ、ライブラリ、ツールの開発者である。University of LondonのImperial Collegeにてソフトウェアエンジニアリングの工学修士とコンピュータサイエンスの博士号を取得。ACM(Association for Computing Machinery)とIEEEのシニアメンバーであり、「IEEE Computer Society」の理事(2013~2015)にも選出された。2015年1月からは、『IEEE Software』の編集長を務めている。

  • 鵜飼文敏(監訳)

    ソフトウェアエンジニア。Google勤務。著書に『Binary Hacks ―ハッカー秘伝のテクニック100選』(オライリー・ジャパン)。主な監訳として、『Code Reading ―オープンソースから学ぶソフトウェア開発技法』『Code Quality ―コードリーディングによる非機能特性の識別技法』『Write Great Code Vol.1 ―ハードウェアを知り、ソフトウェアを書く』『Write Great Code Vol.2 ―低いレベルで考え、高いレベルで書く』(マイナビ出版)などがある。

  • 後藤正徳(監訳)

    Debian、GNU C LibraryやLinuxカーネルドライバなどのオープンソースソフトウェア開発プロジェクトにおいて活動を行う。Debian Projectオフィシャル開発者、YLUG(横浜Linux Users Group)発起人。近年は、グーグル(株)にてグーグルマップ製品の研究・開発を行っている。

  • 平林俊一(監訳)

    WideStudio開発者。1971年生まれ。1992年東京工業大学情報工学科卒。1993年富士電機(株)に入社、1999年富士通(株)に入社。一貫して大規模ミドルウェアの開発に従事し、現在、基幹システムの通信基盤ミドルウェアの開発を行っている。また、他方ではソフトウェア開発に魅せられ、オープンソースで進めているWideStudio開発を通じ、ソフトウェア開発技術の普及に尽力している。

  • まつもとゆきひろ(監訳)

    高校生時代からのプログラミング言語おたく、オブジェクト指向おたく。1993年からRubyを開発。ネットワーク応用通信研究所フェロー。楽天技研フェロー、Herokuチーフアーキテクト。その他、肩書多数。オープンソース/フリーソフトウェアにはうるさい、自称オープンソースエバンジェリスト。コーディング時間よりも文章を書いてる時間のほうが長いのが悩み。鳥取県米子市出身。