恋するプログラム―Rubyでつくる人工無脳|Tech Book Zone Manatee

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恋するプログラム―Rubyでつくる人工無脳

マイナビ出版

ほんとに無脳?人間とプログラムのコラボレーション。これって恋?

ネットワークにはいろんな人工無脳がいます。彼らは人間とおしゃべりをして、笑わせたり感心させたりむかつかせたりするお遊びプログラム・人工知能までにはいたらないオモチャではあるんですが、これがなかなかかわいいオモチャなのです。

本書は人工無脳を作ってみようという本です。まずは「人工無脳ってなに?」というところから始め、単純なサンプルプログラムを作り、いくつかのテクニックを盛り込みながら、それを次第に複雑なものへと進化させていきます。紹介するサンプルプログラムについては、ほぼすべての内容を説明しています。手法を羅列しただけのものにならないよう、とくに「なぜそう作るのか?」ということをできるだけ省かずに記述しています。

本書ではオブジェクト指向スクリプト言語Rubyを使っています。エレガントかつパワフルなRubyのおかげで、コンパクトかつわかりやすいコードに収まっています。Rubyプログラミングの入門書としても最適です。 プログラムの中身を自分でイジって、さらにわけのわからないことを言わせて楽しむのが人工無脳のほんとうのおもしろさです。本書を読み、人工無脳プログラミングをお楽しみください。

※本書は2005年4月刊行「恋するプログラム」の復刻発刊です。誤植の修正だけを行いできるだけ当時のまま『復刻』しているため、記事のままでは内容を再現できなかったりする記事があります。本書記載内容は情報の提供のみを目的としており、本書を用いての運用はすべてお客様自身の責任と判断において行ってください。

発売日:2014-12-04

ページ数:224ページ

目次

CHAPTER 1 はじめの2,3歩
1-1 人工無脳ってなに?
1-2 ActiveScriptRubyのインストール

CHAPTER 2 湯けむりRubyひとめぐりの旅
2-1 irb
2-2 最初のサンプル
2-3 オブジェクト
2-4 繰り返し
2-5 変数と条件
2-6 配列
2-7 制御構造をもう1つ
2-8 ハッシュ
2-9 オリジナルメソッド
2-10 オリジナルオブジェクト
2-11 オリジナルオブジェクトを使う

CHAPTER 3 ほんとに無能
3-1 もう一度「人工無脳ってなに?」
3-2 とはいえ… ――応答クラスの分離――
3-3 最初の人工無脳 proto
3-4 別のResponder

CHAPTER 4 あこがれのGUI
4-1 VisualuRuby計画(仮称)でGUI
4-2 コントロールとイベントハンドラ
4-3 ノビィ
4-4 Responderをランダムに切り換える
補足 NobyCanvas(nobycanvas.rb)について

CHAPTER 5 辞書を片手に
5-1 辞書はファイルに
5-2 パターンに反応する
5-3 人工無脳のための正規表現
5-4 PatternResponderの作成

CHAPTER 6 感情コントロールの魔術師
6-1 「しゃべる」パターンを追加する
6-2 ノビィの感情モデル
6-3 感情モデルの実装 ――Emotionクラス――
6-4 感情モデルの実装 ――DictionaryクラスとPatternItemクラス――
6-5 感情モデルの実装 ――Responderクラス、PatternResponderクラス、
Unmoクラス――
6-6 感情モデルの実装 ――表情の変化――

CHAPTER 7 学習のススメ
7-1 まるごと覚える
7-2 形態素解析
7-3 キーワードで覚える
7-4 テンプレートとして覚える

CHAPTER 8 文章を作り出す
8-1 マルコフモデル
8-2 マルコフ辞書の実装
8-3 ノビィ、マルコフ辞書を使う

CHAPTER 9 ノビィ、ネットワークにつながる
9-1 Googleと仲良くなろう
9-2 ググるプログラム
9-3 ノビィ、Webにでかける
9-4 これからのノビィ
付録

著者プロフィール

  • 秋山智俊(著者)

    秋山智俊(Tomotoshi Akiyama)
    山梨県出身。職業欄には「会社員」でなく「プログラマ」と書く。2005年2月18日に永眠。

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