Proxmox VEサーバー仮想化 導入実践ガイド エンタープライズシステムをOSSベースで構築|Tech Book Zone Manatee

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Proxmox VEサーバー仮想化 導入実践ガイド エンタープライズシステムをOSSベースで構築

インプレス

基本構成から高度活用まで包括的に解説!

Proxmox VEの基本とインストールからスタート! 運用管理、クラスタ、ストレージ、バックアップ、ネットワークを解説。既存環境からの移行、Proxmox VE Firewal/SDNなどの高度機能も紹介。

本書は、オープンソースで提供されるサーバー仮想化ソフトウェアProxmox VE(Proxmox Virtual Environment)の包括的なガイドです。Proxmox VEの特徴から、インストール、構成・管理、そして高度な機能の活用まで、実践的な知識を習得できます。

本書では、Proxmox VEの特徴に始まり、インストールの方法、Webツールによる運用管理、分散ストレージと外部ストレージの利用、Proxmox VE FirewallやSDNなどのネットワーク、クラスタ、バックアップについて解説します。さらに、Proxmox VEへの仮想マシンの移行、Veeam Backup for Proxmox/Zabbix/HashiCorp Terraform/NVIDIA vGPUとの統合についても説明します。

本書は、Proxmox VEを初めて使用する方から、経験豊富なシステム管理者まで、仮想化環境の構築と運用に携わる方々にとって価値ある情報源となるはずです。

【本書の構成】
第1章 Proxmox VEの特徴
第2章 Proxmox VEのインストール
第3章 Webツール/コンソールによる運用管理
第4章 クラスタの運用と管理
第5章 分散ストレージと外部ストレージの利用
第6章 ネットワークの構成/設定
第7章 バックアップ機能の活用―Proxmox VE標準機能とProxmox BS
第8章 Proxmox VEへの仮想マシンの移行
第9章 Proxmox VEの周辺ソリューション―Veeam Backup for Proxmox/Zabbix/HashiCorp Terraform/NVIDIA vGPU

発売日:2025-03-11

ページ数:272ページ

目次

表紙
商標・免責について
はじめに
本書の内容など
著者プロフィール
第1章 Proxmox VEの特徴
1-1 Proxmox VEとは?/1-1-1 ハイパーバイザー層:KVMとLXC
1-1-2 クラスタリングと高可用性(HA)/1-1-3 ストレージアーキテクチャ
1-1-4 ネットワークアーキテクチャとSDN
1-1-5 セキュリティと認証/1-1-6 バックアップとリストア/1-1-7 オープンソースとエンタープライズレベル
1-2 Proxmox VEのオープンソースライセンスと商用サブスクリプション
1-3 Proxmox VEの開発コミュニティ
第2章 Proxmox VEのインストール
2-1 Proxmox VEをインストールするサーバーの準備
2-2 Proxmox VEのインストールメディアの準備
2-3 Proxmox VEのインストーラを使ったインストール
2-4 Proxmox VEの追加インストール
2-4-1 パッケージリポジトリの追加
2-4-2 展開済みDebian Linuxへのインストール/2-5 Proxmox VEの自動インストール
2-5-1 自動インストールで利用する応答ファイルの準備
2-5-2 自動インストール用インストールメディアの作成
2-5-3 作成したインストールメディアを使った自動インストール
第3章 Webツール/コンソールによる運用管理
3-1 Proxmox VEの管理ツール
3-2 Proxmox VEのユーザーと権限の管理
3-3 Proxmox VEの通知
3-4 Proxmox VEの仮想マシンの管理/3-4-1 仮想マシンの作成
3-4-2 仮想マシンの変更
3-4-3 仮想マシンの操作
3-4-4 VirtIOドライバとQEMUゲストエージェントのインストール
3-5 Proxmox VEのコンテナの管理/3-5-1 コンテナテンプレートの有効化
3-5-2 コンテナの作成
第4章 クラスタの運用と管理
4-1 Proxmox VEのクラスタ構成/4-1-1 Proxmox VEにおけるクラスタ構成
4-1-2 Proxmox Cluster File Systemを使ったデータ管理
4-1-3 クラスタネットワーク構成
4-1-4 2ノードクラスタの構成
4-2 Proxmox VEのクラスタの管理/4-2-1 ノードの構成
4-2-2 クラスタの作成とノードの追加
4-2-3 クラスタからのノードの削除
4-2-4 データセンターの構成
4-3 Proxmox VEのクラスタの利用/4-3-1 ノード間の仮想マシン/コンテナの移動(ライブマイグレーション)
4-3-2 仮想マシン/コンテナのHA構成
4-3-3 HA構成時のノードのメンテナンス
第5章 分散ストレージと外部ストレージの利用
5-1 Proxmox VEにおけるストレージとは?
5-1-1 ストレージタイプごとの機能サポート
5-1-2 ストレージタイプにおける接続プロトコルのサポート
5-1-3 ストレージ接続の冗長化/5-2 各ストレージタイプの特徴
5-2-1 ストレージタイプ:Directory
5-2-2 ストレージタイプ:iSCSI
5-2-3 ストレージタイプ:iSCSI+LVM
5-2-4 ストレージタイプ:NFS
5-2-5 ストレージタイプ:CIFS
5-2-6 ストレージタイプ:Ceph
5-2-7 ストレージタイプ:LVM-Thin
5-3 Proxmox VEのストレージの管理
5-4 Proxmox VEの商用ストレージのサポート状況
第6章 ネットワークの構成/設定
6-1 Proxmox VEを構成する上で知っておきたいネットワーク構成/6-1-1 クラスタ管理ネットワーク/ノード数
6-1-2 ストレージ/マイグレーションネットワーク
6-1-3 ネットワークインターフェースの命名規則
6-1-4 手軽にネットワークインターフェース名を確認する方法/6-1-5 インターフェース命名規則の固定化
6-1-6 ネットワークの冗長化
6-1-7 VLAN 802.1Qの利用
6-2 シンプルなネットワーク構成/6-2-1 既設のネットワークにブリッジ経由で直接接続
6-2-2 既設のネットワークにルーティング経由で接続
6-2-3 既設のネットワークにNATで接続
6-3 Proxmox VE Firewall
6-3-1 IPSetサブネットをグループ化
6-3-2 ルールとセキュリティグループの利用
6-3-3 ファイアウォールの有効化/無効化
6-4 SDNの概要
6-4-1 SDNを利用するための事前準備
6-4-2 FRRoutingを利用したルーティング
6-5 SDN設定/6-5-1 ブリッジを利用したSimple Zone
6-5-2 VLANを利用したZone
6-5-3 QinQを利用したZone/6-5-4 VXLAN/EVPNを利用したZone
6-6 一般的なネットワークの構成例/6-6-1 検証構成
6-6-2 3Tier構成
6-7 SDNを利用した構成例
6-7-1 SDNが活用される背景とProxmox VEでの対応状況
6-7-2 ルーティングとMTU
6-7-3 ECMPを利用する場合/6-7-4 ノード数
6-7-5 構成例
第7章 バックアップ機能の活用―Proxmox VE標準機能とProxmox BS
7-1 Proxmox BSの概要/7-1-1 Proxmox VEとProxmox BSのバックアップの比較
7-1-2 Proxmox BSの動作要件
7-1-3 Proxmox BSの特徴
7-2 Proxmox BSの主要機能/7-2-1 高速なバックアップとバックアップ容量を抑える仕組み
7-2-2 バックアップデータの「チャンク」とバックアップチェーン
7-3 Proxmox BSのデータストア管理/7-3-1 利用可能なストレージ
7-3-2 データストアの追加
7-3-3 名前空間の利用/7-3-4 バックアップグループ/7-3-5 ガベージコレクション
7-3-6 プルーニング
7-3-7 Proxmox VEストレージへの追加
7-4 Proxmox VEバックアップの動作/7-4-1 Proxmox VEバックアップモードの種類[PVE/PBS共通]
7-4-2 Proxmox VEバックアップのフロー[PVE/PBS共通]
7-4-3 バックアップにおけるQEMU Guest Agentの役割/7-5 バックアップの取得・設定/7-5-1 手動バックアップ[PVE/PBS共通]
7-5-2 バックアップジョブの作成・スケジューリング[PVE/PBS共通]
7-5-3 ホストのバックアップ(Proxmox Backup Client)[PBSのみ]/7-5-4 バックアップの暗号化[PBSのみ]/7-6 リストア
7-6-1 リストアの設定[PVE/PBS共通]
7-6-2 リストアの動作[PVE/PBS共通]/7-6-3 ライブリストア[PBSのみ]
7-6-4 ファイルリストア[PBSのみ]/7-6-5 ホストのリストア(Proxmox Backup Client)[PBSのみ]/7-7 Proxmox BSのリモート同期(レプリケーション)
7-7-1 リモートProxmox BSの追加[PBSのみ]/7-7-2 リモート同期ジョブ[PBSのみ]
7-8 Proxmox BS導入の代表的な構成例/7-8-1 単一拠点への導入
7-8-2 2拠点への導入/7-8-3 1対多構成での導入
第8章 Proxmox VEへの仮想マシンの移行
8-1 仮想マシン移行方式/8-2 仮想マシン移行の準備
8-2-1 ゲストツールのアンインストール/8-2-2 ネットワークの設定のバックアップ/8-2-3 暗号化された仮想マシンの復号化/8-2-4 VirtIOドライバ・QEMUゲストエージェントのインストール
8-3 仮想マシンの移行/8-3-1 仮想ハードディスクのインポート―Linux
8-3-2 仮想ディスクのインポート―Windows
8-3-3 OVFを利用した仮想マシンの移行
8-3-4 Web管理ツールを利用したvSphere上の仮想マシンの移行
第9章 Proxmox VEの周辺ソリューション―Veeam Backup for Proxmox/Zabbix/HashiCorp Terraform/NVIDIA vGPU
9-1 Veeam Backup for Proxmox/9-1-1 Veeam Backup & Replicationの構成
9-1-2 Veeam Backup for Proxmoxの特徴とProxmox Backup Serverとの比較
9-1-3 仮想マシンのバックアップとリストア
9-1-4 インスタントVMリカバリ
9-1-5 ファイルレベルリストア
9-2 Zabbix/9-2-1 Zabbixの監視方式
9-2-2 Proxmox VEの標準監視機能とZabbixの比較
9-2-3 Proxmox VEの事前準備
9-2-4 ZabbixへのProxmox VEの追加
9-2-5 テンプレートの設定
9-2-6 Proxmox VEに関するリソース監視
9-2-7 アラートと通知の設定
9-3 HashiCorp Terraform/9-3-1 ITインフラストラクチャの自動化
9-3-2 コミュニティ版Terraformの概要
9-3-3 コードによる仮想マシンのプロビジョニング
9-3-4 HashiCorp Cloud Platform Terraform(HCP Terraform)
9-4 NVIDIA vGPU
9-4-1 NVIDIA vGPUのコンポーネント/9-4-2 Proxmox VE環境でのvGPUの設定
索引
STAFF LIST
奥付

著者プロフィール

  • 青山 尚暉(著者)

    ◎青山 尚暉
    株式会社ブロードバンドタワー所属。30歳手前で会社員として働きながら、週末はおうちラックの仮想化基盤を触る日々を過ごしていたが、某仮想化基盤のCPU足切りが激しくProxmox VEへ乗り換えを決意。備忘録としてProxmox周りの情報をBlogに書いていたところ、本書のお話があり、執筆することに…。業務では関係ない分野にも手を出し、最近ではAWS/Zabbix/仮想化基盤/NWなど幅広く担当する。めざせフルスタックエンジニア。

    ◎海野 航
    株式会社ネットワールド SI技術本部 ソリューションアーキテクト課所属。現所属会社では、Citrix製品担当からスタートし、クラウド自動化やInfrastructure as Code製品を経て、現在は生成AIにフォーカス。NVIDIA vGPU搭載VDIでドラクエを動かし、そのままデモにするほどのゲーム大好きマン。職業はエンジニア兼魔法戦士。VMware vExpert 2018-2024、NVIDIA GRID Community Advisor 2020-2024、Omnissa Tech Insiders 2024。

    ◎大石 大輔
    株式会社クラスアクト インフラストラクチャ事業部所属。Proxmoxリセール事業を立ち上げ、そのままリセラー中の人になる。また、Proxmox日本国内コミュニティ、JPmoxs中の人。本家Proxmoxコミュニティやその他のオープンテクノロジー中の人になるべく、界隈で活動中。

    ◎工藤 真臣
    株式会社ネットワールド SI技術本部 ソリューションアーキテクト課所属。サーバー仮想化製品、クラウドソフトウェア製品のビジネス開発を担当。VMware vExpert 2012-2024。NetApp Advanced Solution。主な著書に『できるPRO vSphere 4』、『できるPRO vSphere 5』、『Windows Server 2012 R2 Hyper-Vシステム設計ガイド』、『VMware vSphere構築・運用レシピ』がある。

    ◎殿貝 大樹
    株式会社ネットワールド SI技術本部 プラットフォームソリューション課所属。複数回のジョブチェンジを経験し、現所属会社では主にVMware製品の構築・移行のお手伝いやセミナー講師などを担当する。その傍らで、数年前からKubernetesを触り始めた基盤系エンジニア。最近はアプリ屋さんの気持ちを理解したいと思っている。VMware vExpert 2024。

    ◎野口 敏久
    TIS株式会社 セキュリティーソリューション部 エキスパート。VMware Cloud on AWSなどクラウド上のSDDCサービスの技術支援担当。専門は大規模ネットワーク、自社のSD-WAN導入のアーキテクトとしても活動している。趣味はホームラボの整備と新しめの技術の検証。VMware vExpert 2024(Hybrid Cloud)、2024 AWS Ambassador、2024 AWS TOP Engineer(Networking)。

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