IoTインフラを実現する スマートセンサ無線ネットワーク
リックテレコム
- 鄭立(著者)
IoTインフラの実現に不可欠の技術
Wi-Fi やBluetooth、ZigBee などの無線通信規格は、世界各国において許不要で利用できる周波数帯域2.4GHz帯で動作する技術がほとんどでした。そして2.4GHz帯はその普及による混雑が増え、IoTインフラに必要な通信の信頼性を確保するのに非常に困難となってきたのが現状です。このため、IoTインフラに使われる無線センサネットワークでは、混雑している2.4GHz バンドを離れ、より遠距離の通信ができるサブGHzバンドの規格が多く利用されています。具体的には日本発のスマートメータ無線規格WiSun や次世代Wi-Fi規格のIEEE 802.11ah(Wi-Fi HaLow)およびIP500、Z-Wave、Sigfox、LoRa など、サブGHzの周波数帯で動作する通信規格になります。これらの規格ではサブGHz帯を採用することにより、伝送距離の大幅延長を可能にするとともに、2.4GHz帯の干渉電波を避けて、より高信頼通信も実現できることができるようになったのです。
2012年にIEEE 802.15.4g/eの解説書として本電子版の原書『スマートセンサ無線ネットワーク』が出版されました。本書は、その色褪せない内容を電子版として提供するものです。
発売日:2016-07-10
目次
第1章 ワイヤレスセンサネットワークとは
1-1 ワイヤレス通信の基礎知識
1-2 ワイヤレスセンサネットワークの概要
1-3 技術要求
1-4 ワイヤレスセンサネットワークの標準化
1-5 さまざまな分野への適用
第2章 スマートエネルギーネットワーク
2-1 スマートハウス
2-2 ZigBeeネットワーク
2-3 スマートエネルギープロファイル 2.0
2-4 6LoWPAN
第3章 物理層の規制と規格
3-1 920MHz帯域の制度化
3-2 IEEE 802.15.4-2006物理層
3-3 IEEE 802.15.4d-950MHz帯の物理層
3-4 IEEE 802.15.4g-SUN物理層
第4章 MAC層の規格
4-1 ネットワークトポロジー
4-2 IEEE 802.15.4-2011のMAC層
4-3 IEEE 802.15.4eのMAC層
第5章 920MHz帯のワイヤレス設計
5-1 設計条件
5-2 ワイヤレス通信性能の計算と確認
5-3 設計例
第6章 ワイヤレス通信の実装
6-1 ハードウェアの実装
6-2 通信プログラムの開発
6-3 技術基準適合認定
6-4 エネルギーハーベスト
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