データ階層社会―週刊東洋経済eビジネス新書No.289
東洋経済新報社
世界中で急速に活用が進むAIプロファイリング。人々がごく一部のエリートと多数の「無用者階級」に分断される階層社会が到来するのか。このままでは社会的排除をもたらす「ディストピア」へと展開しかねない。
AIというテクノロジーによって、人々がごく一部のエリートと多数の「無用者階級」に分断され、かつてない階層社会が到来すると警鐘を鳴らすのが、『サピエンス全史』『ホモ・デウス』著者のユヴァル・ノア・ハラリ氏だ。
日本でもすでに企業の採用活動や金融機関でAIスコアリングが使われ始めており、男女の出会いの場でもAIが活用されるようになってきた。AIの予測評価によって社会的に排除され続ける人が多数生じる「バーチャルスラム」化。世界が抱える諸問題に大局的な見地を示す知識人の警告に耳を傾けたい。
本誌は『週刊東洋経済』2018年12月1日号掲載の28ページ分を電子化したものです。
発売日:2019-03-15
目次
急速に活用が進むAIプロファイリング
エリート支配国家シンガポールの実像
全国民の信用情報を中国政府が一元的に管理
データ預かる情報銀行から信用スコアに展開も
INTERVIEW 信用スコア事業を主導していく(大森隆一郎)
INTERVIEW データ階層社会をどう生きるか(1)
データを個人に取り戻す(橋田浩一)
INTERVIEW このままでは日本は『バーチャルスラム』化する(山本龍彦)
AIが決める採用・人事評価
経験や勘は古い? 誕生目前のAI刑事
ウーバー流格付けの熾烈
ネットサービス ユーザー評価の功罪
INTERVIEW データ階層社会をどう生きるか(2)
AI活用のビジネスにはまやかしが多い(野口悠紀雄)
INTERVIEW 『ホモ・デウス』の著者
究極の階層社会が来る(ユヴァル・ノア・ハラリ)
国家や人権は「虚構」 ハラリ氏大著を読み解く
米国で始まるデータ保護の動き
欧州 GDPR制裁金の行方
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