世界一わかりやすいDX入門 GAFAな働き方を普通の日本の会社でやってみた。|Tech Book Zone Manatee

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世界一わかりやすいDX入門 GAFAな働き方を普通の日本の会社でやってみた。

東洋経済新報社

ベンチャーから大手まで外資系IT企業への勤務経験が豊富な著者が語るWITHコロナ時代の働き方、キャリア、組織論を語る。

●DXの本質は
デジタル技術と合理的なマネジメントの融合

●実践する上で不可欠なのは
GAFAな働き方

サブスクリプションサービスの立ち上げ、バックオフィスのデジタル化などに成功して、デジタルトランスフォーメーション(DX)に成功したと考えてはいけない。
「デジタルビジネスの成功=DXの成功」ではないのである。
DXは、社内外の仕事を、デジタル技術を活用して、その品質、スピードを最大にして、コストを下げた上で、コストパフォーマンスを最大にすることを目指す。その成果を成功の基準とするのが正しい。

これを実践して成功しているのが、GAFAである。
GAFAのエンジンは、デジタル技術である。彼らはデジタル技術をテコに、外に向けてビジネスを展開し、それと同時に、そこで得た知見を従業員の働き方にも適用している。つまり、社内と社外のビジネスプロセスにデジタル技術を活用し、最適化している。GAFAやデジタルネイティブ企業にとってはDXは「今さら」なのである。

一般的な企業に必要なのは、その企業がもつ「アナログな強み」を活かしてビジネスモデルを再構築することだ。そのビジネスモデルを遂行するのに、最適な仕事のやり方を探すのがDXの課題である。そして、その課題に対する答えが、GAFAのやっている仕事のやり方、つまり「GAFAな働き方」なのである。それを簡単にいうと、デジタル技術をうまく使って、生産性を「自分らしく」、つまり個々人にあったやり方で高めていくのである。

本書にはDXを可能にする「GAFAな働き方」を実践するための実践的な知恵がつまっている。
「DXを達成したい」と考えている経営者、「DXの推進、頼んだよ」と言われて困っている中間管理職、経営企画部の方は
得るものが多いはずだ。

発売日:2020-10-30

目次

プロローグ--DXの実践にはGAFAな働き方が不可欠

第1章 GAFAな働き方を日本企業で活かす
GAFAな働き方と逆GAFAな働き方
カスケード--リーダーシップの連鎖
本気で人材育成を行なう会社
ベストな日本型マネジメントを探る
アマゾンの働き方は素晴らしいが……

第2章 攻めのDXと守りのDX
アマゾンは意思決定と実行のスピードがなぜ速いのか
アマゾンの仕組みを日本企業に移植することは可能か
DXの定義の再確認
攻めのDXは大きく分けて5つ
攻めのDXの打ち手を比較する
守りのDXは大きく分けて5つ

第3章 デジタルビジネスに成功すればOKか?
「デジタルビジネスの成功=DXの成功」ではない
DXの成功とは何か?
DXは「企業の再設計」を強いる
従来よりも良い受け皿を用意する以外に手はない
AI導入を進める前にまず標準化
DXには大きく4つのタイプがある

第4章 DXの基本となるサービス型チーム
DXの基礎となるマトリックス型組織
サービス型チームをつくる
コミュニケーション改革
人材マネジメント
人材マネジメントのサイクル

第5章 改革に抵抗する人々とどうつき合うのか
DXを進めるのは難儀
まずは社内の仲間を探せ、抵抗勢力は後からついてくる
ギバーの力を最大化する
ギバーとマッチャーはどこにいるのか
ダイレクトに影響を与えることと枠組みづくりを分けて考える
ダイレクトな力と枠組みを使い分ける

第6章 DX人材のなり方・育て方
DXは変わりたいという人にチャンスを与える
GAFAで評価される人材とは
日本企業のDXで評価される人材とは
チャレンジ・約束・スピード
ハンター型とファーマー型--人材の持ち味で分類
全員で成し遂げるDX
変化に対するストレスを減らすコツ
心身を整えるためのHP/MPマネジメント
自分の価値を理解する
自律できる人材になる
世代・役割別DX成功のポイント

第7章 「守りのDX」リモートワークは成功するのか
守りのDXの重要課題であるオンライン会議
オンライン会議の体験を構成する要素
コロナ禍で問われる「オフィスとは何か?」

エピローグ─生産性を「自分らしく」高めるためのDX