プロセスマイニングの衝撃 ~シーメンスやBMW、Uberは、なぜ本気で取り組むのか~|Tech Book Zone Manatee

マナティ

2950100011000000000X.jpg

購入形態

PDF
1,980円
数量:

カートに追加されました。カートを見る

カートに入れる
紙の本を買う

プロセスマイニングの衝撃 ~シーメンスやBMW、Uberは、なぜ本気で取り組むのか~

インプレス

11社12のプロセスマイニング導入事例を紹介

グローバル競争の激化や顧客ニーズの多様化、少子高齢化、そして本格的なデジタル時代を迎えて企業は今、ビジネス(業務)プロセスの抜本的な見直しと刷新、高度化を迫られている。今日、主要なビジネスプロセスは、ほぼ例外なく何らかの情報システム群によって実行されている。それらの情報システム群は、それぞれ何がいつ実行されたのか、誰が実行したのかといったベントログデータ(実行記録データ)を常時、生成している。こうしたイベントログデータをすべて収集し、ケースIDやアクティビティ、タイムススタンプという軸に沿って分析することで、実際に行われたすべてのビジネスプロセスを、例外処理も含めて可視化するのが、プロセスマイニング。
本書はSpringer社刊の「Process Mining in Action」の日本語翻訳版で、プロセスマイニング導入の実用的なノウハウを公開する解説書となっている。第1部では、プロセスマイニングプロジェクトを成功に導くためのコツや課題、失敗例の紹介、RPAとの補完関係などについて解説する。第2部では、プロセスマイニングを適用して成功した欧米企業11社12のユースケースを紹介する。Siemens、Uber、BMW、athenehealth、EDP Comercial、ABB、Bosch、Schukat、Siemens Healthineers、Bayer、Telekomの実務責任者が、プロセスマイニング導入プロジェクトを成功に導いた経緯や乗り越えた課題を書き下ろしている。第3部では、プロセスマイニングを発明したWil van der Aalst博士がテクニカルな視点から、編著者であるLars博士がビジネス的な視点から、それぞれプロセスマイニングの未来について論じている。
本書は業務プロセス改善に取り組む責任者、担当者はもちろん、全ビジネスパーソン必携の書と言える。

発売日:2020-09-11

ページ数:256ページ

目次

表紙
コピーライト
目次
白紙
Process Mining in Action 日本語版の出版に寄せて
はじめに
プロセスマイニングが示す革新的な道程
変化が激しい世界におけるプロセスマイニング
略語
白紙
第1部 プロセスマイニングの原理と価値
第1章 プロセスマイニングの概要
第2章 プロセスマイニングの始め方
第3章 目的(Purpose):適切なユースケースの特定
第4章 人(People):ヒューマンファクター
第5章 プロセストレース(processtraces):技術
第6章 課題、落とし穴、失敗
第7章 プロセスマイニング、RPA、BPM、DTO
第8章 重要な学び
第2部 ユースケースのベストプラクティス
第9章 Siemens:KPIにデジタルフィット率を採用、各組織の自律的変化を実現
第10章 Uber:プロセスマイニングによる顧客体験と事業成果の最適化
第11章 BMW:プロセスマイニング@生産 生産プロセスとその先にイノベーションをもたらす
第12章 Siemense:Purchase2Payにおけるオペレーション効率化のためのプロセスマイニング
第13章 athenahealth:ヘルスケアにおけるサービスの完全性を高めるプロセスマイニング
第14章 EDP Comercial:販売とサービスのデジタル化
第15章 ABB:プロセスをマイニングから駆動するプロセスへ
第16章 Bosch:プロセスマイニング―社内コンサルティングの視点
第17章 Schukat:Schukat Electronicの自らの再構築を可能にするプロセスマイニング
第18章 Siemens Healthineers:製品管理におけるイノベーションドライバーとしてのプロセスマイニング
第19章 Bayer:プロセスマイニングがデジタルトランスフォーメーションをサポート
第20章 Telekom:シェアードサービスにおけるプロセスマイニング
白紙
第3部 展望:プロセスマイニングの未来
第21章 学術的な視点:プロセスマイニング分野の発展
第22章 ビジネス視点:デジタルイネーブルな組織を目指して
白紙
訳者あとがき
編著者について
訳者紹介
カバーデザイン/DTP 編集
奥付

著者プロフィール

  • ラース・ラインケマイヤー(著者)

    カリフォルニア大学サンタバーバラ校の客員研究員であり、Siemens AGの上級幹部。ケルン大学で経営学の修士号と博士号を取得し、優秀な成績で卒業した後、1994年に製品及び、地域マネージャーとしてSiemens AGに入社。1996年には国際アカウントマネージャーとして Siemens Australiaに赴任。1998年には、Oztrak Europe GmbHのゼネラルマネージャーに就任し、スタートアップの経験を積んだ。2000年、Atoss Software AGに国際営業部長として入社。2001年に Siemens AGに再入社し、2014年以降、営業、物流、調達、会計などの機能部門と緊密に連携してプロセスマイニング技術を活用し、世界中で6,000人を超えるアクティブユーザーのグローバルコミュニティを構築し、同社のデジタルトランスフォーメーションをサポートしてきた。スタンフォード大学ビジネススクールのゲストスピーカーとして、国際会議でも定期的に講演も行っている。

絶賛!発売中!

書籍一覧へ