2018.03.08
HomePodの音声操作
シリがスピーカに知性を吹き込む対話しながらホームポッドを操作
ホームポッドのメインのインターフェイスは音声です。「スピーカ」という私たちにとって見慣れた、いや見飽きたといっても良いようなデバイスが、デジタル音声アシスタントのシリによって、スマートスピーカという新しいデバイスに生まれ変わります。
シリがユーザを導く
ホームポッドは音質に重きを置いているのは繰り返しているとおりですが、その音楽体験のサポートをしてくれるのがシリです。たとえば、アーティストや曲名で指定された曲を再生し、アクティビティや気分を言うだけで、それに適したプレイリストを作成してくれます。「この曲のベーシストは?」といった質問、「この曲と同じような感じの曲を続けて」というようなリクエストにも巧みに応えます。
また「ホーム」アプリで管理しているホームキット対応アクセサリの操作にもシリがスムースに対応します。
しかし、ユーザの情報へのアクセスは制限されています。たとえばカレンダーは利用できません。メッセージやノート、リマインダも「パーソナルリクエスト」を有効にしないとホームポッドでは使用できないようになっています。オンにすると、ユーザ以外の人も音声でメッセージなどにアクセスできるようになるので、個人で使用する場合を除いて無効にしておくべきでしょう。
ニュースやスポーツの結果、交通情報といった一般的な情報は問題なく得られます。でも、複雑な質問には対応してくれないことがままあります。サードパーティがホームポッドのシリを利用する仕組みも用意されていません。