2018.01.28
ビジネスの現場で役立つ、Macと一緒に使えるソフト、使えるサービス、使えるアイデアがここに。
今月のお題
突如降って湧いたアイデアや、最近利用したサービスの評価などをサクっとメモにして次の参考にしたい。フリースタイルで書き込めて、個人でもチームでも楽しく活用できるようなサービスあったらいいのだけど…。
…ということで、
無造作に書き留めても自動分類してくれるメモ!
メモサービスに求められるものとは?
メモサービスが注目されるきっかけとなった「エバーノート(Evernote)」の登場以降、さまざまなソフトやサービスが生まれました。最近ではmacOS標準の「メモ」も、ちょっとした書き置きをするためのツールというよりは、ノートやスクラップブックソフトに近づいた印象があります。また、現在主流のメモソフトは、メモを整理するためにフォルダを使った階層構造を採用しています。エバーノートにおけるノートブックとノートの関係などがその一例ですね。きちんと整理され過ぎているので、個人的には、思いついたことを何でも書くというメモらしさが薄いようにも感じてしまいます。
もちろん、整理整頓が悪いという話ではありません。ノートブックの概念を考えればむしろ自然でしょう。しかし一方で、私たちが普段メモをとるときは、そのメモがどのカテゴリに属するか、親メモはどれかといったことはあまり考えません。無造作に書き留めて、ディスプレイや冷蔵庫、あるいは見てほしい相手のデスクなどに貼りつけたりもします。こうした機動性こそがメモに求めるものだとしたら、選択肢は違ったものになるでしょう。