2017.04.08
アップルデバイスを仕事に活用する業界のフロントランナーが「私事」の業界事情を語る。
STORY Ⅱ@Adobe
【URL】http://www.adobe.com/jp/
西山正一 Nishiyama Shoichi
2001年にアドビ システムズに入社。WEB製作アプリやDTPアプリの製品担当を経て、現在はCreative Cloudのエンタープライズマーケティング部門を統括。新しいガジェット類にはすぐに飛びつくタイプ。食いしん坊でお酒呑み。
いろんなガジェットを買いまくっている僕ですが、中でも歴代Top5に入るであろうおすすめアイテムに「RICOH THETA(リコー・シータ)」というコンパクトな360°カメラがあります。僕は360°の動画にも対応した最上位機種を愛用しているのですが、これで撮影すると写真というよりも「その空間を切り取って保存」したような不思議なコンテンツになるんです。カメラで撮影する場合は対象物を長方形のフレームに収める形で構図を考えますが、THETAの場合その「場」を丸ごと切り抜くにはどの場所でシャッターを切ると楽しいか?というふうに考えます。たとえば乾杯シーンはグラスの輪のやや上空にカメラを配置すると、全員の顔をぐるっと見渡せる360°写真が撮影できます。THETAは本体のシャッターでも撮影可能ですが、魚眼レンズを使用しているため手持ちで撮影すると写真の3分の1が「手」になってします。そこで便利なのがコンパクトな一脚、通称”シータ棒”です。これにTHETAを取り付けスマホの専用アプリからリモコン撮影すればカメラ本体もほぼ消えてまるで空中に浮かんだシャボン玉の内側にいるような不思議な画が撮れます。数百円で入手可能なのでマストバイです。
こうやって撮りためた360°写真や動画は、360°コンテンツに対応したビューアで閲覧します。パソコン用&スマホ用の公式アプリを使っても良いですし、写真であればFacebook、動画であればYouTubeがVR再生に対応しているので、アップロードすだけで360°見渡せるインタラクティブな状態で閲覧ができます。