2016.10.02
Apple製品のビジネス活用に詳しいモビリティ・エバンジェリストこと、福田弘徳氏のコラムです。
教育現場では、文部科学省が2020年に向けて一人一台のタブレットを使って授業が受けられることを目標としている。しかし、タブレットが一人一台に行き渡り、授業が受けられるようになるためには、多くの課題が山積みである。ここ最近は、週に1~2回は教育関係者との打ち合わせや相談があり、教育現場の課題について話す機会が増えている。
では、教育現場にはどのような課題があるのか。それは立場によって、タブレット導入の捉え方が違うことである。まず、先生の立場では授業に最新のICTを活用し、子ども達にデジタル体験を教えたいと思っている。一方では、自分の教え方に拘りがあり、新しいものに抵抗のある先生もいる。そして、タブレットを使うことになったら、使いこなすことができるのか不安なのである。