2016.09.01
Apple製品のビジネス活用に詳しいモビリティ・エバンジェリストこと、福田弘徳氏のコラムです。
ビジネスの現場でよくある光景。「では、次回のミーティングのスケジュールは後ほどメールで」。その場でスケジュール調整を行えば話が早いのに、ついつい事後的にメールでやりとりしてしまう。
日々、我々の日常生活やビジネスの現場は、こなさなければならないタスク(課された仕事・課題)で溢れている。スケジュール調整や報告書作成、プレゼン準備など、業務内容やプロジェクトによって大きさも量も異なるタスク管理は、ビジネスパーソンの重要なスキルの1つだ。
アップストア(App Store)で「タスク」や「ToDo」と検索すると、豊富な種類のアプリが出てくる。そのくらいタスク管理を課題に感じている人は多く、管理の手法に対するニーズも多様性がある。しかし、本質的なタスク管理ができていない人は多い。スケジュール帳やカレンダーにタスクが溢れていて優先順位がわからない、一日のスタートに何から手をつけていいかわからない、タスクの設定があいまいでタスクの処理にかかる時間がわからないなど、タスク管理のルールが身についていないと、せっかくのアプリも台無しである。