2016.02.12
親子で楽しめるiOSプログラミング入門
パーツに動きをつけられる
2013年リリースのiOS 7より、ユーザインターフェイスが平坦でシンプルな「フラットデザイン」に変わったのは記憶に新しいでしょう。それにより、見た目のリアルさがなくなった半面、「落ちる」「ぶつかる」といった「動き」をリアルに表現するための機構である「物理エンジン」が同じタイミングで登場しました。物理エンジンを使うことで、ボタンをタップしたときにボタンがビクッと動いて反応したり、一部の部品が落ちて消えたり、新しい部品が移動して現れたり、2つの部品がバネでくっついて動いたりといったことが表現できるようになります。見た目のリアルさより、動きのリアルさがサポートされるようになったというわけです。
今回はそんな物理エンジンを使って、画面をタップしたときに「イメージビューを動かす」簡単なアプリを作ってみましょう。単に動かすだけではなく、バネを使ったリアルな動きでかっこよく移動させてみたいと思います。今回もコードは10行しか書きませんが、完成度の高いアプリが作れますよ!