2019.03.16
もっとわかるコトバで教えてよ!
Q News.appを日本でも使ってみたい!
A・iOSアプリとして登場した「(1)News」が、macOS MojaveでMacでも利用できるようになりました。ただし「News」は(2)リージョン制限がかかっているため、日本ではOSのバージョンアップをしてもホーム画面やLaunchpadに表示されません。ちなみに私のiPhoneは海外在住時に購入した端末の設定を引き継いでいるため、最初から「News」が表示されていました。そこで気がついたのが「(3)言語と地域」パネル。実はMacでも地域の設定の変更で「News」が使えるようになるんです。ただしもっと簡単なのは(4)不可視ファイルを可視化すること。これなら設定を変えることなく「News」が利用できます。
Macにもそんなソフトがあるんだね!
(1)News(ニュース)
アップルが開発・提供するニュース閲覧用ソフトウェア。iOS 9よりアメリカ、イギリス、オーストラリアの3か国でiOS標準アプリとして登場。macOSモハベでMac版のアプリも前述の3カ国で展開しています。それ以外の国でも利用は可能ですが、対応ニュースは今のところ英語に限られます。
(2)リージョン
英語で、地域や区域、領域などを意味する単語。DVDやゲームソフトには、地域ごとにリージョンコードが埋め込まれており、対応機器でのみ再生可能になる仕組みがあります。アップルの標準ソフト「ニュース」も利用できる地域(リージョン)が制限されています。
(3)言語と地域
「システム環境設定」にある設定項目の1つで、標準で使用する言語や時刻や通貨など書式を使用する地域を設定します。この設定で、地域をアメリカ、イギリスまたはオーストラリアに設定すると、「ニュース」が利用できるようになります。言語は日本語のままで構いません。
(4)不可視ファイル
実際には存在しているのに、ユーザには見えない非表示のファイル。Macでは、ファイル名の前に「.(ピリオド)」が付いたファイルを不可視ファイルとみなします。ファインダー上で不可視ファイルを確認するには、[コマンド]キー+[シフト]キー+[.]キーを押します。
【POINT】デスクトップでNewsをチェックしよう
(1)地域の設定でNewsを有効にする
「News」を有効にする方法の1つが、「言語と地域」パネルで地域を変更することです。iOSデバイスでは、[設定]にある[一般]の[言語と地域]で行います。地域を変更すると、iCloudの同期項目にも「News」が表示されるようになります。
(2)不可視ファイルを可視化する
非表示になっているファイルは、[コマンド]キー+[shift]キー+[.]で可視化することができます。[アプリケーション]フォルダに表示されたアイコンをDockに配置すれば、次回からは簡単に起動できます。
3 実際にNewsを閲覧する
「News」が対応している地域を見るとわかるように、現在本ソフトが扱うニュースは、英語メディアに限定されます。なお左のサイドバーの下方にある「Discover Channels & Topics」をクリックすると、トピックやメディアをフォローできます。