2018.12.22
Mac標準ソフトをもっと上手に使いこなすためのテクニック
プロジェクト機能を使って年賀状やカレンダーを作ろう
人類史上、これほど多くの人々が日常的に写真を撮る時代が未だかつてあったでしょうか? どこに行っても、デジカメで、スマホで、あるいはフィルムカメラで、私たちは撮影しています。そうして撮影した写真はSNSに投稿したり、Macやオンラインストレージに保存したりするでしょう。もちろん、思い出の数々をアルバムにして老後の楽しみにするのも悪くありません。でも、せっかく撮った写真ですから、もう1歩踏み込んで作品に仕上げてみてはどうでしょう。
macOSに標準で付属する「写真」は、写真の保管のほかに「プロジェクト」なる機能を備えています。これまで「プロジェクト」は、同ソフトで保存した写真を使って、ポストカードやカレンダー、フォトブックなどを作成し、外部の印刷業者への発注する機能でしたが、High Sierraで外部ソフトと連携する「プロジェクト拡張機能」への移行が始まり、現在のMojaveで完了しています。ここではプロジェクトを実行するための拡張機能をインストールする方法を紹介します。
プロジェクトを作成する
使用するアルバムを選択し、[ファイル]メニューの[作成]にある各アイテムから[App Store]を選びます。
App Storeで機能拡張を入手
App Storeが起動し「写真」のプロジェクト用のページが開くので、対応機能拡張をインストールします。
機能拡張のオン/オフ
手順1のメニューにインストールした機能拡張が表示されます。出てこない場合は[システム環境設定]の[機能拡張]にある[写真プロジェクト]で、機能拡張が有効になっていることを確認します。