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コツコツ貯めて運用する積立投資のメリット

日本人にとって 投資はギャンブル!?


日本で投資のイメージが芳しくない理由の1つとして、「投資=短期投機」という先入観を持っている人が多いということが言えます。 投資において当たり前とされる、「安く買って高く売る」という繰り返しで儲ける短期の売買は、投資というより投機という分類になると考えられます。

資産形成の手段を貯蓄中心で考えていた日本人にとって、投資はギャンブルと同様と考える風潮があり、投資に対する嫌悪感や恐怖心が先入観として植え付けられているのではないでしょうか。 しかし、日本では、預貯金の金利がゼロ近くまで低下し、さらに終身雇用や年功序列など雇用環境が変わったことにより将来の経済的な不安が高まってきています。

このような状況のなか、これまでの貯蓄一辺倒の資産形成手段では資産を増やすことができないということで、国も政策として国民に投資を推奨することとなりました。


 

これからは個人が資産をコツコツと長期で積み上げる


このような社会の変化により、日本でも、これからの個人の資産形成においては、投資で資産をコツコツと積み上げることが絶対不可欠と考えられるようになり始めています。「投資=長期投資」という考え方が普及し始めてきたと言えるでしょう。 長期投資とは、投資期間が長期にわたる投資を指します。 ただ長期間投資をすればよいというものではなく、「積立」と「分散」をセットで考えることがポイントとなります。

「分散投資」とは、1つの金融資産(株式・投資信託・不動産・金など)や銘柄に投資をするのではなく、異なる複数の資産や銘柄に投資をすることにより、リスク低減効果を得るという考え方です。投資対象だけではなく、投資地域(日本、欧米、新興国など)や通貨、投資時期(毎月、毎週、季節など)も分散投資の重要なポイントとなります。

 

積立投資で確実に 資産を運用し増やす


「積立投資」とは、投資を積立式で行うというもので、時間の分散ということにもつながります。ある一時点で一度に金融商品に投資するよりも、コツコツ少額ずつ買うことにより、時間の分散効果を得られ、価格の変動リスクを軽減できる効果を発揮できるということになるのです。

また、積立投資のメリットとして、少額から投資を始められることと、投資を習慣化できることが挙げられます。 さらに積立投資は、自分でタイミングを見ることなく「下がった時にたくさん買う」「上がった時には少なく買う」を自動的にできる方法(ドルコスト平均法)により、購入価格を平均化させることができるという効果もあります。 積立投資は、一攫千金の利益が得られるわけではない投資方法ですが、確実に資産を運用できる手段と言えるのです。



 

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