月1万円の投資術。純金積立で資産を保有する
2022.08.08
月1万円で実物資産を保有する
「ペーパー資産」である株式や投資信託などの金融商品は、それを発行する企業の信用力や運用する運用会社の運用力などでその価値が急激に低下したり、最悪の場合は紙くずになる可能性もあります。
一方、「実物資産」である「金」の場合は発行体に対するリスクがないため債務不履行(デフォルト)になることはなく、まったくの無価値になってしまうことがありません。
そこで、毎月1万円を長期的に積み立てていく方法としておすすめしたいのが「純金積立」です。
純金積立は毎月金を購入して積み立てていくものです。金を購入するといっても、金そのものが家に届けられるわけではなく、取扱会社が管理する仕組みです。
従来の貴金属会社や銀行のほか、楽天証券、SBI証券、マネックス証券といったネット証券でも取り扱いがあるため、気軽に始められる取引となっています。
金利はつかないがそれ以上のメリットがある
金には発行体がないため、金利がつきません。金利がつかないということがデメリットのように感じますが、金自体がまったくの無価値になってしまうことがないうえに、常にその時の価値で取引されるという点は大きなメリットといえます。
なお、純金積立の月々の最低投資額は運営会社によって異なります。また、年会費の有無、購入時の手数料も各社で違います。積立購入以外にスポット購入ができるかどうかなど、サービス面も業者を選ぶ際の重要なポイントとなります。