夏の高校野球が盛り上がりを見せています。土・日曜は高校野球をテレビで見ながら泣いています。
プロ野球も熱戦が続いていています。とくにセ・リーグが混戦でまだまだ優勝はわかりませんよね！？
そんな野球が盛り上がる夏の終わりに女性実用書編集部から
写真集『カープガール♥』を出版することになりました。
カープグッズを身にまとった女の子たち、“カープガール”の写真集です。
広島東洋カープファン、野球ファンのみなさんにはもちろん、「野球に興味がない」という女性にも
ぜひ見ていただきたい一冊となっています。
今年、メディアでは「カープ女子」という言葉が多く聞かれました。ひとつの流行のようになっています。
流行りすぎると、賛否両論あるもの。
「《まえけん》も知らないのに！」「ファッションだけマネしてる《ニワカ》のくせに」
カープ女子という言葉に対して、そんな声も耳にしました。
（これに関しては、本書の対談ページでカープ女子たちが熱～く語っていますのでぜひ読んでみてください！）
しかし、『カープガール♥』の著者の正司 慎一郎さんの想いはちょっと別のところにあります。
実は正司さんがカープガールのブログをはじめたのは４年前の2010年。
「カープ女子」という言葉が話題になる３年も前です。
生粋の広島男児でカープファンの正司さんですが、23年前のリーグ優勝を最後に
最下位争いの常連になっていたカープの弱さから目を背けていた時期もあったといいます。
しかし４年前に一念発起。
「弱くてもカープと向き合う！」と決め、ブログ「CARP‐girl-CARP」を立ち上げました。
最初は試合日誌をつけるつもりで。
職業柄多かった女性モデルさんに声をかけ、カープのフォームを着てもらい、撮影し、
カープが勝った日にその写真をアップ（そのモデルさんはブログで「勝ち子」と呼ばれています）。
すると、最初は「野球ファンっていうと、ちょっとおじさんみたい」といっていた女の子が
「野球のユニフォームってかわいい～」と、野球に対する目が少し、変わったといいます。
そんな変化を感じながら、「若い女性が少しでも野球に興味をもってくれたらいいな」、
「ユニフォームってかわいい、そんな動機からでも球場に足を運ぶ女性が増えればいいな」
「少しでもカープに元気を与えられるといいな」と続けること３年。カープ女子はブームになりました。
ここで、著者あとがきの一部を紹介したいと思います。
――カープガールは日々増えていったのです。もちろん、はじめは“ まえけん” も知らない女の子もいました。けれどカープガールの撮影で彼のことを知り、いつのまにか前田健太投手の活躍をチェックしていたりする。今までチャンネルを飛ばしていた野球ニュースに目を留めるようになり、「梵」の読み方を覚えていたりする。もともと野球に興味を持っていなかった子が、ブログへの登場をきっかけに自分の出身地に球団があることを改めて意識する。ほんのちいさなことですが、女の子が野球というスポーツを見直したり、地元愛に気づいたりするのです。『CARP-girl-CARP』がそのきっかけを作ることができたことをとても嬉しく思います。
（著者「あとがき」より一部抜粋）
おしゃれでかわいい写真ばかりなので、「かわいい～♥」といって楽しんでもらえるのが一番ですが、
野球にまったく興味のなかった女性に「私もユニフォーム着て応援しに行っててみたいな」、
「ちょっと野球ニュース見てみようかな」と少しでも思っていただけたら、こんなにうれしいことはありません。
『カープガール♥』
・著者：正司 慎一郎
・定価：1420円＋税
・B5変形 144ページ オールカラー
・ISBN978-4839953133
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出演モデル
田中里奈、水野りさ、木野園子、drop(三嵜みさと、杉野静香、滝口ひかり)、新部宏美、松川 佑依子、武田玲奈、三田寺 円、桜木絵舞、松本 愛、平原 歩、内田智子、天野 恵、大井 智保子、阿久津ゆりえ、菜乃花、吹越ともみ、若月理紗、田坂 瑠莉花、古田ちさこ、吉田理紗
