2人の鈴木大介!? 華やかな表紙が目印の将棋世界3月号絶賛発売中



 
将棋世界編集部でございます。急に寒さが戻ってきて体が凍りました。

それでは2月3日に発売されました3月号の内容をご紹介します。

◎巻頭カラー1つめは、羽生善治三冠が渡辺明王将に挑む、王将戦第1局です。
勝負を分けた△8五桂周辺について、深く切り込んでいます。

◎2つめは、里見香奈女流名人のホーム出雲で行われた、里見女流名人vs中村真梨花女流二段による女流名人位戦第1局です。
両者のタイトル戦は2回目。夢のタイトルへ、中村女流二段の挑戦のゆくえは?

◎特集は、わが青春の奨励会(地方出身編)です。
前回は橋本崇載八段、広瀬章人七段、佐藤慎一四段を取り上げ、好評を博しました。今回は地方出身棋士にスポットを当て、阿部健治郎五段(山形)、八代弥四段(静岡)、石田直裕四段(北海道)が登場です。3者3様のエピソードをご堪能ください。

◎棋戦記事は、大晦日に行われた電王戦リベンジマッチ船江恒平五段vsツツカナ戦と、里見新女流王座が誕生した女流王座戦第4局です。

◎中カラー1つめは、棋王戦挑戦者三浦弘行九段のインタビューです。
謙虚な発言の多かった三浦九段。序盤を不安視していましたが、それでも勝ち上がってくるのはさすがの地力といったところでしょうか。

◎2つめは、このエントリの表題にもしている、ダブル鈴木大介新春特別対談です。
ひとりは、ご存知プロ棋士の鈴木大介八段。そしてもうひとりは、なんとクラシックギタリストの鈴木大介さん。
将棋と音楽。一見かけ離れた世界は、果たしてつながるのか?

◎3つめは、棋士に聞く本音対談、杉本昌隆七段×小林健二九段です。
ゲストに棋道師範の鬼頭孝生さんを迎え、「名古屋座談会」が行われました。

☆「感想戦後の感想」が連載100回を迎えました。
平成17年にスタートし、今年で10年目の老舗コーナーです。筆者である高橋呉郎さん独特の筆致に、ついつい引き込まれてしまう読者も多いのではないでしょうか。

☆今月の名局セレクション、珍しいことがありました。
髙野秀行六段が取り上げた将棋が、髙﨑一生六段と髙見泰地四段の一戦。なんと将棋界のはしごだかの3人が1ページに勢ぞろい! 編集部一同も思わずびっくりしたのでした。

◎付録は武市三郎六段の「受けと凌ぎ4」です。
大人気シリーズ第4弾が登場です。一冊丸々守って受けて、受けて守って。所さんだってこんなに守りません。わしは攻めたいんじゃ! 王より飛車がかわいいんじゃあー、という人にとってはつらいかもしれませんが、実戦で凌いで勝つことができれば、きっとそんな苦労も吹き飛ぶことでしょう。最終盤で貴重な一手の猶予を得る感覚は、やみつきになることうけあいです。

本誌の詳しい内容はこちらをどうぞ。
 

カテゴリ: 週刊将棋/将棋世界