今週からまた新しいコラムを書かせて頂く事となりました。
新馬や障害などジャンルにとらわれる事なく書いていくつもりですので毎週読んで頂ければ幸いです。
今回の記事は日曜日に行われる注目の新馬戦東京芝1800m戦について書こうと思います。
ここで注目されているのは
①アヴニールマルシェ
②ディープフォルツァ
③ベルラップ
だと思います。
それぞれの馬に関して評価をしていきたいと思います。
まずは、
①アヴニールマルシェ
募集価格7000万円(キャロット)
北村宏司騎手
父 ディープインパクト
母父 フレンチデピュティ
兄 グレナディアーズ
姉 サンブルエミューズ
からいきます。
最終追い切りは坂路3頭併せで追われました。
南坂
56.9ー41.5ー27.2ー13.9
動きは悪くなく藤沢調教師が絶賛しているほどなので問題はないと思います。
ただ、馬体を見る限りではやや身体のバランスが悪く全体的に筋肉量がまだまだ足りていないように見えます。
また、距離は中距離もこなせない事はないと思いますが1800mよりも短い所の方が良さそうです。
とは言っても良い筋肉をしており芝でスローの瞬発力勝負となれば良い脚を使えそうなので今週馬場が回復し新馬戦らしいスローの上がり勝負となれば勝ち負けになりそうです。
②ディープフォルツァ
募集価格6000万円(グリーンファーム)
戸崎騎手
父 ディープインパクト
母父 チチカステナンゴ
最終追い切りは栗東のCW2頭併せで行われました。
栗CW
85.5ー70.0ー54.7ー40.6ー13.1
安田調教師がクラシックを狙っていくみたいな発言があったと聞きましたが最終追い切りの動きは微妙でラスト1F12秒台ならば尚更良かったように見えます。
馬体を見ても母父のチチカステナンゴが出ており瞬発力勝負よりも時計が掛かる馬場の方が良さそうなタイプです。
芝、ダート問わずには走りそうな馬ですが距離は1400~1600m辺りがベスト。
スローペースになりやすい新馬戦よりも叩いて2.3走目に好走しそうな感じがします。
③ベルラップ
募集価格3000万円(サンデーレーシング)
横山典騎手
父 ハーツクライ
母父 シンボリクリスエス
最終追い切りは栗東の坂路3頭併せで行われました。
栗坂
55.0ー39.8ー25.4ー12.9
調教では最後目一杯に追われてましたが反応はそこそこでした。
馬体を見ても芝向きのタイプで距離も中距離路線で活躍しそうなタイプです。
また、新馬戦のスローペースの上がり勝負はプラスに働きそうで嵌れば爆発力があるようにも映ります。
ただ、他に欠点も多くどこまでやれるかは微妙と見ています。
3頭の中では将来的に見ると一番厳しいタイプかもしれません。
他にも9頭出走を予定しているので当日パドックを見てからの予想となりますが、良馬場ならば順当に
①アヴニールマルシェ
が勝ち上がりそうです。
ただ、抜けている訳でもないと思います。
今週から函館でも新馬戦が始まり様々な良血馬が走ります。
今年大活躍のハーツクライ産駒にも注目して頂けたらと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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