こんにちは 囲碁人編集部です。
初めてブログを担当します、もっこです。よろしくお願いします!
今回は2013年3月下旬に発売された『ひと目』シリーズの最新作、『ひと目の実戦問題 慈風編』についてご紹介させていただきます。
これまでの『ひと目』シリーズは、序盤・中盤・終盤それぞれの局面でよく登場する基本形をテーマに、実戦ですぐに役立つ問題を収録してきました。
『ひと目の実戦問題 慈風編』は、二十五世本因坊 治勲の実際の棋譜をもとにした183題を収録した総合問題集です。
布石からヨセまでの総合問題集としては『ひと目の総合問題』がありますが、本書ではプロ棋士が実際に打った手から出題されているので、実戦の雰囲気を感じながら自分の力を試すことができます。
また初手から最終手までが完全収録された全6局の棋譜の中には、史上初の6冠を達成したことで話題の井山裕太 棋聖との対局も入っています。問題集としての機能に加え、棋譜鑑賞や棋譜並べの勉強としても役立ちます。
テクニックのみならず、プロ棋士の対局を通して「流れ」までも学ぶことのできる一冊です。