初めて管理職になる人の不安
自分は本当に管理職としての職務をこなせるだろうか?
管理職として成功を収めるにはどうしたらいいのか?
そもそも、「優れたマネジメント」とは何だろう?
一般社員から管理職へと職務内容が変更される際に、誰しもが抱える不安。
それまで通りの職務スタンスを貫きながら、管理職になる人もいます。
いちプレイヤーとして優れた成績を残すことも大事ですが、それ以上に「管理職」を任された以上は、求められている結果は異なります。
・人(部下)のマネジメント
・情報のマネジメント
・意思決定のマネジメント
カナダの経営学者・ミンツバーグによれば、仕事におけるマネジメントは、上記3つに大別されるそうです。
具体的な役割に言い換えれば…
・チームの代表として、メンバーを鼓舞し、上長や外部との接点となる。
・必要な情報を入手し、職務遂行に役立てたり、組織内外に周知・伝達する。
・意思決定、および外部との交渉役となる。
こうした基礎知識から、管理職としての心得。そして応用編まで、豊富な図解を交えながらわかりやすく解説しているのが本書です。
これから管理職になる人はもちろんのこと、すでに管理職に就いていながら迷いや悩みを抱えている人にも、ぜひ読んで頂きたい一冊です。
理解のしやすさだけでなく、網羅性の高さにおいても、マネジメント職の入門書として優れた本となっています。
『図解&事例で学ぶ課長・部長マネジメントの教科書』
野田稔 監修/1,382円