感想戦は40分ほど行われました。上田女流四段は「ずっと難しい将棋。最後も（93手目▲３三同金に）△３二銀打ならまだまだだった」と話していました。


（上田女流四段）

（北村女流二段）

 

（形勢不明とされた変化のひとつ。最終手は△３九銀）


（牛蒡）

上田女流四段の勝利者インタビューがYouTubeチャンネル「将棋情報局」にアップされました。以上で本局の中継を終わります。ご観戦いただきましてありがとうございました。

【将棋情報局@mynavishogi】
https://www.youtube.com/watch?v=55BJ5afbc_Y

（牛蒡）

おはようございます。本日は第18期マイナビ女子オープン本戦１回戦の松下舞琳女流初段－梅津美琴女流１級戦を中継いたします。本局は８月26日（月）10時から東京・将棋会館「飛燕」で行われます。持ち時間はチェスクロック使用の各３時間、使いきると１手60秒未満での秒読み。先後は振り駒で決定します。両者の対戦は２局あり、いずれも松下女流初段が制しています。
棋譜コメントは紋蛇、ブログ更新を琵琶が担当いたします。よろしくお願いいたします。

【棋譜中継ページ】
https://book.mynavi.jp/shogi/mynavi-open/result/18/mynavi202408260101.html

【本戦トーナメント表】
https://www.shogi.or.jp/match/mynavi/18/honsen.html
 

振り駒の結果、歩が３枚出て、松下女流初段の先手番に決まりました。
10時、対局が始まりました。

（振り駒の結果、歩が3枚出て、松下女流初段の先手に決まった）

（対局開始前の様子）

（10時、対局が始まった）

（初手▲７六歩を着手する松下女流初段）

（梅津女流１級の２手目は△３四歩だった）

（対局開始直後の飛燕）

（琵琶）

後手番の梅津女流１級がゴキゲン中飛車を採用しました。対して先手番の松下女流初段は超速３七銀（１図）から居飛車穴熊（２図）に組んでいます。

２図の△５三角は▲３五歩△同歩▲同銀のさばきを防いだものです。ただ、▲６五歩と突かれて▲５五銀を見せられる手があります。早くも勝負どころを迎えているといえるでしょうか。


（ゴキゲン中飛車から穴熊に組んだ梅津女流１級）

（琵琶）