12時、図の局面で岩根女流三段が26分使って昼食休憩に入りました。消費時間は、▲岩根１時間24分、△礒谷34分。
昼食注文は、礒谷女流２級がヒレカツ丼・ライト＋みそ汁（ふじもと）。岩根女流三段の注文はありませんでした。対局は12時40分から再開されます。

※昼食休憩時の写真は、対局者が考慮中のため撮影を控えております。ご了承ください。

（玉響）

12時40分、対局再開となりました。両対局者は12時25分には盤の前に座って考えていました。




（再開後の一手は▲６五歩だった）

（休憩明けからは、よどみなく指し手が進んで中盤戦に）

（玉響）

昼食休憩明けから局面はさらに激しさを増しています。
上図から△７八と▲４六角△８六飛▲６五歩△８七飛成▲５六銀と進みまた。先手陣は連結した金銀が美しい形ですが、後手は竜を作ることに成功しました。しばらく進んで下図。

格言に「５三のと金に負けなし」がありますが、後手玉は遠い穴熊。一路の違いがどれぐらい影響するのでしょうか。


（朝の礒谷女流２級）

（玉響）

局面は終盤戦を迎えています。図の▲１八歩で、岩根女流三段は持ち時間を使いきって一分将棋に入りました。一方、礒谷女流２級は１時間40分ほど残しています。
本日、東京・将棋会館で行われている対局の立会人を務めている長岡裕也五段は、「後手ペースで進んでいるように見えたが、（図の局面は）先手が持ち直したのではないか」という見解を示しています。


（岩根女流三段）

（玉響）

図の局面で岩根女流三段が投了しました。終局時刻は15時21分。消費時間は、▲岩根３時間０分、△礒谷１時間33分（チェスクロック使用）。勝った礒谷女流２級はベスト４進出。同時に「マイナビ女子オープンベスト4」の規定を満たし、女流初段に昇段が決まりました。次の準決勝では、里見香奈女流四冠－清水市代女流六段の勝者と対戦します。

（玉響）